M-1グランプリ優勝はパンクブーブー!!(3ページ目)

“的確で笑える審査”がM-1を支える

ルミネ the よしもと~業界イチの青田買い2009冬(DVD) ※一年前にリリースされたDVDですが、パンクブーブーはじめ、はんにゃ、しずるなど今を時めく面々が続々登場。まさに青田買い大成功っすね!!

何だか文句ばかりつけてるみたいだけど、これまで延々と言われてきた審査員のジャッジとコメントに関しては、今回、全体的に冴え渡っていたのでは。特に笑い飯の1本目に対して、高得点を付けながらも「あいつらのネタは2つない」「笑い飯はこれで燃え尽きてチャーハンになった」というコメントは見事でした。

結果的にはその通りになったものの、島田紳助も松本人志も単なる毒舌ではなく、笑い飯へのハードルを下げるための発言だったのでは。最終決戦では、これまでM-1を支えて来た実績込みで笑い飯が選ばれるかもと、正直思ってしまいました。結果、全票がパンクブーブーに入ったことに、一瞬驚きましたが、そのシビアさには大いに納得です。

最後のコメントで松本の言った「M-1はいいソフトになりましたね」との言葉どおり、今後もM-1は一大行事として君臨するでしょう。今後も新しい血を取り入れながら、漫才界のステータスとして君臨してもらいたいですね。