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爆笑レッドカーペット完全レビュー! 7/9(2ページ目)

レギュラー13週目にして、風格さえ漂ってきたように思える、「爆笑レッドカーペット」。今週は若手実力派コント師が結集した回でした。あまりにもよくできたネタは1分で終わるのが勿体なくさえ感じます。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

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あの美しい歌声だから、バカバカしいオチがたまらない


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トモダチ(CD)~ アップダウン
※実は歌手としても定評のある彼ら。もっと歌声を聴きたい方は、こちらで。
◎アップダウン………フォーク「どうして…」。ストックが沢山あるならいいけど、毎回新曲だと、並のシンガーソングライター以上にキツイのでは。正直、今回もラップ聴きたかったけど、大変そうなので我慢します。

◎5番6番………漫才・橋田壽賀子脚本のゲゲゲの鬼太郎。今回用に仕上たネタで、長台詞をまったく噛まずにまくし立て、お見事でした。実質「満点大笑い」でしょう。あと、ひょっとして編集で一部カットした? だとすれば勿体なさすぎ。

◎ロッチ………コント・UFO。ちょっと見ベタなようで、かなり複雑な構成のコント。なのに、軽く下ネタも入ってることで爆笑を取っていた。そういった諸々の高度なテクを全く感じさせないのは、関西弁効果なのかも。

◎みょーちゃん………ジャグリング・リベンジあり。最初は失敗を見せるためのネタかと思ってたら、カムバックで見事リベンジ、見事です。ただ、哀愁漂う選曲はいいけど、毎度季節感ないな~。(CBRC)

◎5GAP………MC今田は漫才ブームを思い出すと言ってたけど、それ以前の浅草軽演劇の香りが濃厚にしてた。もう少し時期を待てば、一周回って面白くなるのでは。

◎キャン×キャン………コント・フュギュアスケート。完成された漫才の中の、爆笑必至のコント部分を抽出しただけに、面白くない訳がない。しかし「パカパカ」は鉄板ネタだなぁ。

◎Wエンジン………モテない男がホレてまうコント・同窓会。「ほれてまうやろ!」を3バージョン変えて繰り出してくるとは恐れ入りました。ようやく気付いたけど、これって超短編の「寅さん」なんですね。(満点)

◎狩野英孝×ザ・パンチ………コラボ・カーペット・ロマンティックな捨て台詞を吐く2人。トリを飾るのにふさわしいネタでした。狩野のボケはツッコミ不要かと思ってたけど、その辺もうまく処理してたし。(満点)

今週の蛇足カーペット

・突然の受賞に驚いて「はい」しかいえない若手芸人が少なくない中、受賞の言葉までミニコントで見せた、しずる。君達は素晴らしすぎる。

・出演ゲストの肩書きに、歌手、お天気キャスターと言ったテロップが付く中、金子貴俊についていた肩書きは「新婚」でした。

・長台詞漫才で客席を沸かせた5番6番に、唯一満点を付けなかった田山涼成。ひょっとして橋田先生が嫌い? それとも水木先生?

・みょーちゃんのキャッチコピー「大阪に生息」は、次回から変わるの?

ではでは、また来週~。

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