まだまだチャンスはあります
『みんなのいえ スタンダード・エディション』(東宝) 八木さんの女優魂が堪能できます。 |
それでは、早速コツをご紹介します!
ポイント1:基本は笑える不幸話
まず、ここは絶対に抑えておきましょう。本気で不幸な話をしてもヒかれるだけ。いや、それ以前に採用されませんね。ただしアレンジの仕方で、笑いに変換することも決して不可能ではないので、以下のアドバイスを参考にしてみてください。
ポイント2:最悪なのは、長くてオチのない話
これをやらかすと、非情なサンタさんに不合格の烙印を押されます。そうならないためには、あらかじめストーリーをまとめることが必要。できれば文章に起こして、オチが効いているかなど、確認してください。
ポイント3:不要部分は切り詰める
読み返してみて、なくても充分伝わると思えば、その部分はバッサリ切りましょう。また、短く言い換えられるフレーズがあれば、そっちを使うことです。とにかく縮めに縮めて、理想としては一言で伝わるものになれば、申し分なしです。
ポイント4:プロの真似をしない
多少トークに自信のある人が陥りやすいワナですが、くれぐれもお笑い芸人の口調をマネすることだけは避けてください。いちばん嫌われるパターンです。最近だと「すべらない話」とか参考にしたくなるかもしれませんが、たぶん日常生活でも、間違いなく嫌われます。
ポイント5:一度、誰かに聞いてもらう
1人に聞いてもらうより、複数の方が効果的。自分では気付かなかった改良点を指摘してくれるはず。理想を言えば、仲のいい友達よりも、それほどでもない知り合いの方が、冷静に判断してくれるでしょう。
ポイント6:捏造はダメ!!
今年の流行になってしまいましたが、「明石家サンタ」でこれをやったらアウト。確かにこれまで、怪しげな話で豪華商品を獲得した人もいましたが、チェック機能は年々向上してるのでやめときましょう。ただし、面白くするための多少の誇張なら、大目に見てもらえるかも。
いかがでしょうか? こうしたことを踏まえてネタ、いや不幸話を完成させれば、豪華商品ゲットも夢ではないかも。もし運悪く不採用だったとしても、受ける話が一つあれば、忘年会や新年会でも重宝しますよ。
ちなみに、エラそうに並べて書いた当ガイドは、今年とりたてて不幸なこともなかったし、一視聴者として目いっぱい楽しみたいですね(逃)。今年いちばんの注目点は、八木さんに「いや、別に」と言い放つ者が出てくるかどうか。
何しろ、かなり以前から番組内での人気フレーズだったのに、今年エリカ様が使って一挙に流行語になってしまいましたから。たぶん使ってしまった人は、明石家サンタ師匠から説教されることでしょう。そこまで含めて、大いに期待してみたいところです。
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