ブログ人気で火が付いた?
テレビではお行儀よくしてるルーさんの本性がここに!? ルー大柴革命~ルー語でトゥギャザーしようぜ!~(DVD) |
という経緯が、wikipedia等を経て広く伝わっているようなのですが、当ガイドは正直言ってこの話、半信半疑です(笑)。先日、ルーの親友でもある関根勤が面と向かって「再ブレイクなんて、全然してないんだよ!!」と絶叫して、爆笑を誘っていましたが、それって案外正しいんじゃないかと思ってます。
おそらくは、ここ数年でトーク・バラエティの番組が激増したこともあって、需要が増えたというのが直接の原因でしょう。ただそれ以前に、当人に実力と人望があったからこそ、今回の復活劇に繋がったのでしょう。
コッテリ味なのにしつこくない
10年前の姿と現在を見比べてみると、芸風自体はそんなに変わってないにもかかわらず、何とも言えない風格のようなものが漂っているように見えます。だからなのでしょうか、油ぎってる、くどいといった言われ様は変わらないものの、以前よりも幅広い層に受け入れられやすいキャラが確立しています。まるでそれは、ブタの背油を浮かべてコッテリしてるように見えて、意外にあっさりと食べられてしまる、とんこつしょう油のラーメンのようです。思いっきり個性が強いのに、キャリアの長さで引くべき所も分かってる。バラエティがもっとも求めてる人材でしょう。
そこには10年の年月の中で培われた共演者やスタッフからの信頼が、大きな要素の一つとしてあります。久々にバラエティの世界へ復帰して、昔のように活躍できるというのは、誰もができることではないでしょう。ただ幸か不幸か「抱かれたくない男」ランキングに載る事は、おそらくもうないでしょうが(笑)。
中には、昔のむせかえるようにギラギラしたルー大柴が見たいと思っている人もいるでしょう。その点はご心配なく。往年のルーの魅力は、舞台の公演等で今も十二分に披露しています。クドさや油っこさを自己調整することが可能にただけに、今後はより以上にバラエティ等で見る機会が増えるに違いありません。