ニコン D5000
最後の一機種はペンタックスのK-7と迷ったが、ニコンのD5000としたい。エントリークラスと中級機の狭間にあるユニークな機種である。動画撮影機能がなんとも中途半端な部分が気にかかるが、それでもニコンがバリアングル式の液晶ディスプレイを搭載してくるとは意外であった。
この縦に展開する液晶ディスプレイは横位置でのライブビュー撮影に威力を発揮してくれる。横位置での撮影が多いインターネット用の商品撮影などでは強い味方になってくれるはずだ。
同時期に発売された35mm/F1.8Gと組み合わせると、単焦点レンズの楽しさを安価に楽しむのに最適でもある。ボディ自体は小型というところからはほど遠いので、女性にはおすすめしにくい機種であるのも事実だが。
しかし、連写機能をはじめとした撮影機能もエントリークラスの上回っており、コンパクトデジカメからのステップアップ先としてエントリークラスでは不満だが中級機を買うまでは……という筆者のように見栄の張っている男性にとっては最適な機種ともいえる。
詳しいレビューは「ユニークなエントリーモデル? ニコン D5000レビュー」をご覧いただきたい。
【関連サイト】
・EOS 5D MarkII
・パナソニック DMC-GF1
・オリンパス E-P1
・オリンパス E-P2
・ニコン D5000