宙組トップ時代(2007年~2009年)
2007年 | 『A/L』ラウル・バラン |
『バレンシアの熱い花』フェルナンド・デルバレス | |
2008年 | 『黎明の風』ダグラス・マッカーサー |
『雨に唄えば』ドン・ロックウッド | |
『Paradise Prince』スチュアート・グリーン・メンフィールド | |
2009年 | 『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』アンドレ |
『薔薇に降る雨』ジャスティン・バルザック |
「華のある舞台人ってどんな人ですか?」「オーラのある人って?」…。具体的な言葉で形容しにくいこの質問、聞かれたら答えます。「大和悠河のような人」と。
華やかさゆえ、パ~ンと目に飛び込んでくる存在感。天性の魅力。舞台人にとってこれほどの武器はないでしょう。
『Gracious Pink』 (C)宝塚クリエイティブアーツ |
研1から新公で大きな役を与えられ、研2の時のショー『グランド・ベル・フォリー』では3名で歌い踊る場面に。
『EL DORADO』新人公演では研3で初主演。また本公演では男役でありながらフィナーレのエトワールという驚き! すでにセンターに立ちました。
「ポスト天海祐希」と言われた、キラ星のごとく誕生した大型新人。
そして同年『ワン・モア・タイム!』のルイス役で、成瀬こうきさんとのW主演ではありますが、バウホール初主演を果たします。
翌年『シンデレラ・ロック』でバウ単独初主演。「これぞ青春!」な夢を追いかける青年。大和さんにぴったりの役。この作品でファンになった方も多いでしょう。
学年を感じさせない堂々とした演技。こじんまりとおさまらない面白さ。
キラキラピカピカと輝き、まさにアイドル。
本公演での大きな役は研5での『ノバ・ボサ・ノバ』のルーア神父でしょうか。三番手辺りのスターが演じるルーア神父は、銀橋で歌う場面がほとんど。この頃、まだ歌唱力に課題のあった大和さんにとって、この役は勉強になったことでしょう。
また、当時の月組中堅スター、汐美真帆さん、大空祐飛さん、霧矢大夢さん、大和悠河さんの4人(通称・シューマッハ)で、トップスター・真琴つばささんと共にテレビに出演などもしました。
2001年にはエステティックTBCのCMに、SMAPの木村拓哉さんと共演。「ファットゲダム」なる怪人(?)に扮したたにちゃん。今では懐かしい…