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ソニー・VAIO Lの新大画面一体型【VPCL119FJ/S】

ソニーの大画面一体型シリーズ、VAIO L(旧 type L)が新登場。VAIO J に似た新デザインを採用、いちだんとスマートな仕上がりとなっています。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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新デザインのVAIO L

デザインを一新したVAIO L

デザインを一新したVAIO L

VAIO L(旧 type L)は、一般ユーザー向けの最上位シリーズです。Windows 7の採用を機に発売された秋冬モデルは、デザインも刷新。早速、上位機種のVPCL119FJ/Sをレビューしてみましょう。

フルHD(1920x1080ドット)の24型ワイド画面を備えるVAIO Lですが、箱から出すと、意外に小さく感じます。デザイン変更とともに、より薄く、画面高も低くなったことが影響しているものと思われます。デザインは、VAIO J(旧 type J)を一回り大きくしたようなもので、脚部の向かって左側にFeliCaポートを備える点も同じです。

向かって左側にUSBポートやカードスロット、右側に光学ドライブや照度調節ボタンなどがあります。
24型画面を備えながら、意外に小さく感じる

24型画面を備えながら、意外に小さく感じる(画像をクリックして拡大)

 

画面色は使用目的ごとに選択したい

VPCL119FJ/Sを起動すると、水色の壁紙がデフォルトになっていることもあり、画面色が淡く感じます。国内メーカー製のパソコンはテレビ機能を重視していることが多いため、標準では明るくコントラストの強い色づかいになっていることが多いのですが、VAIOはさほどでもありません。Webやオフィスソフトなど、パソコンとしての利用を想定しているということでしょうか。

もちろん、VAIOも他社製品と同様、調節ボタンのほかにも、カラーモードを変更することが可能です。DVDやBlu-ray コンテンツのディスクを挿入したり、テレビ番組視聴に切り替えると自動的にモード選択の画面があらわれますので、ここで選べば、より視聴に適した色になります。ただし、リモコンからの切り替えはサポートされておらず、これは改善してほしい点です。


性能は十分、動作は快適

VPCL119FJ/Sの性能は十分なもの。Core 2 Duo E7500(2.93GHzx2)、メモリ4GB、HDD1TB、グラフィックスは NVIDIA GeForce G210M。グラフィックスは内蔵式ですが、最新のものでBlu-rayコンテンツの再生もスムーズです。
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコアは「4.9」

Windowsエクスペリエンス・インデックス。グラフィックススコアは「4.9」(画像をクリックして拡大)


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