「宝塚ファン」ではメールマガジンのバックナンバーを公開していません。また申し訳ありませんが、再発行もできません。ですので不定期に、バックナンバーを少しずつご紹介いたします。
【11号 2001年5月25日発行】
■楽屋ジュバンって?
それでは今回も宝塚テキWordといってみましょう。第2弾!題して“楽屋ジュバン”の巻。
ジュバン…襦袢です。着物の時の下着(ま~た下着ネタだぁ!)。
襦袢なんだけど普通の襦袢とはちょいと違う。
形を説明するのが難しいのでシュミレーション。
Vネックの前ボタンのフレンチスリーブのカーディガン……を思い浮かべて。
少し、待ちましょうか?…………………
……OK?
その形を、赤ちゃんが着る白い肌着の生地に置き換えて……それが楽屋襦袢。
これは日本物の稽古の時や舞台で、稽古着や衣装の下に着る。少し形は違うけど、同じようなのを歌舞伎の役者さんも着ているから、舞台用の下着であること間違いなし。
と、ここで〆てしまうと宝塚テキWordにならない。この楽屋襦袢にはもう一つの使い方があるのよね。
男役さんが使うんですよ、しかも洋物の時に。
男役は“胸押さえ”という胸をぺしゃんこに見せる下着…ハッキリ言えばブラジャー…を付けている(必要のない人もいる…)んだけど、その上にすぐ衣装を着ると汗で衣装がベタベタになる。
だから楽屋襦袢を着てから衣装を着るわけさ。まぁ、汗止めの役割と考えていただければ。
楽屋襦袢が見えてしまうような衣装の時はもちろん着ない。