でも“誰も傘を落とさない”という日がなかなかなくて、当時の組長さんがこんな規則を作りました。<罰金100円!>。落としちゃった生徒は終演後、組長さんのお部屋に謝りに行き、100円を払うという規則。(集められた?100円は、千秋楽にちゃんと本人の元に返ってきましたけどね。)
そうです。間違ったり何かを落としてしまったら、終演後の謝りは付き物。だいたいは、組長さんとその場面の長(一番上級生)の元へ。直接ご迷惑をかけてしまった相手役さんがいれば、その方にもごめんなさいを。
気の緩みで間違ったり小道具を落としたわけではなくても、集団で一つの舞台を作っているわけですから、反省と「もう絶対にしないぞぉ!」という気持ちは常に必要です。
ファンの方にとってはオイシイ(?)らしいハプニング、生徒さんにとっては冷や汗物なんですよ。しょっちゅうあってはならないけれど、舞台はナマもの…ということで、大目に見てあげてくださいな。
Part3は後日。
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