Part1をアップ後、たくさんの方からメールをいただきました。

「生徒さんが怪我をしてしまうほどのハプニングは決して起ってはいけないことだけれど、そうではないハプニングに遭遇すると、なんだか得した気分になります。」……

ナゼ、得した気分になれるのか……? それはおそらく、ハプニングが起った時に垣間見られる“生徒さんの素顔”かな? ちょっと動揺したり慌てたり、相手役と微笑んでしまったり……。

「さて、あの生徒さんはこの苦難をどう対処するのかな?」といった期待もあるでしょうし、自分のお気に入りの生徒さんなら、同じ気持ちになってドキドキしてしまったり…。

また「これこそ生の舞台」と感じられるからかもしれません。決してやり直しのきかない生の舞台。ちょっとしたハプニングでさえも「今、観劇した人にしか見ることができなかった、たった一度きりのステージ」といったところでしょう。

ファンの方々がお好きだというハプニングの代表的(?)なものと言えば——やはり【台詞or歌詞or振りを…間違える】でしょう。稽古に稽古を重ねても、毎日同じ事をしているつもりでも、なぜか間違えてしまう……。

そんな時、思います。「ナゼ、私は間違えたんだろう…」「一度もあそこで間違えたこと、なかったのに…」と。そして必ず、次の公演のその場面は怖い! やけに緊張してしまいます。また間違えたらどーしよう……と。

相手とがっぷり組む場合の間違い……台詞のやり取りやデュエット・ダンス、それからリフトなど。これは自分一人が恥ずかしいだけではなく、相手に迷惑をかけてしまいますから「申し訳ありません…」という気持ちで、かなりブルーになってしまいます。