【宝塚歌劇入門 Part1】でお話したとおり、宝塚歌劇は一年を通して、あちらこちらで上演されています。劇場が変われば、作品の形態、規模も違ってきます。これも宝塚なら、あれも宝塚。どの劇場でどんな公演が行われているか……主なものをご紹介します。


宝塚大劇場


兵庫県宝塚市にあるホームグラウンド。キャパ数2527席。
ここでは一年(休演日を除く)を通じて公演が行われています。
出し物は、約一時間半のミュージカルと一時間弱のショーやレビューの“二本立て”といったパターンが多いですが、大作の“一本立て”の場合もあります。
組ごとに年に8回行われ、一つの公演の上演期間は約1ヵ月半。
*2009年より年10回、一つの公演の上演期間は約1ヵ月に変更。


東京宝塚劇場


東京日比谷にあります。キャパ数2069席。
宝塚大劇場で上演された作品を、翌月にここで公演します(たまに東京が先の場合もあり)。公演期間なども、宝塚大劇場とほぼ同じです。



上記の宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われるものが、宝塚歌劇の主な公演。これは「本公演」と呼ばれています。

本公演は5組が順番に公演します。出演者はその組の組子全員。入団しても舞台になかなか立たせてもらえないという劇団もたくさんありますが、宝塚の場合、入団一年目から必ず本公演に出演できるわけです。
組子だけではなく、特別出演として専科生が加わる場合も多々あります。

この二劇場は、日本でも有数の舞台設備を備えています。宝塚名物の大階段や銀橋、花道、いくつものセリ、そして生オーケストラ……。だからここでの公演が一番豪華。もっとも宝塚らしいと言われる作品を上演していると言えるでしょうね。

TCAスペシャルなどの特別イベント、記念式典などが行われるのも、この二劇場です。