【ポイント6】帯
結び方? それはそばにいる人に教えてもらって!
前で結んで、右回りに回しましょう。
◆なるべく上の位置――胸のすぐ下――にくるように結びましょう。
◆帯板は必ずしましょう。持ってない人は、固めの箱やダンボールを帯板の形に切ったものでも大丈夫です。
◆文庫結びなど蝶々の形の結び方の場合、蝶々が立って開くようになると美しいです。蝶々の結び目を、帯の中にぎゅっと押し込んで。
着終わってから、足の辺りが窮屈で歩けないなぁ~と感じたなら、お相撲さんがシコを踏むように足を少~し開いてみて下さい。腰骨で結んだ紐がちゃんと結ばれていたなら、これで着崩れることはありません。
さて、着終わってからは……?
一度着たぐらいで洗濯する必要はありません。風通しのいい場所に吊るし、汗を取りましょう。
もう今シーズンは着ない……という方、クリーニング屋さんに出すのもいいですが、ご自分で洗濯されては如何? 洗濯機で普通に洗って脱水し、まだ濡れている段階で、きちんとたたみます。簡単な“袖だたみ”で結構。
そして最後の二つ折りか三つ折りにする前の長い状態で、そのまま干します。乾くのに多少時間はかかりますが、これならアイロンをかけなくても大丈夫。ある程度乾いた段階で、寝押しをするのもいいですね。
最終的に、ちょっと難しい“本だたみ”をし……来年までオヤスミナサイ。
ちょこっとマスターすれば、意外と簡単でしょ?
だから、着てみましょ!
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