【ポイント3】襟
襟の開き具合で
見た目がだいぶ変わります。
◆前の襟はきちっと合わせる。だらしなく開いていると老けて見えます。
◆すごーく華奢な人、鎖骨の辺りに、ガーゼやハンカチを一枚入れてもいいかもしれません。(舞台ではここにも“胸布団”をいれてしまいます。)
◆後ろの襟は少し開ける。少し開けるから、首が長く見えるし、色っぽいのです。
開けすぎると、これまただらしなくなってしまいます。
【ポイント4】腰紐
結ぶ場所によって、強さを変えて。
◆浴衣を着て一番初めの腰紐は、腰骨でキツク締めます。この紐が、着崩れないために一番肝心。ウエストの位置で結ぶと、苦しいですよ。
◆帯の下の紐は、多少緩くても平気です。上に帯をしますから。(この紐、苦しかったら、帯を結んだ後に抜いてしまっても大丈夫ですよ。超・早替りの時、タカラジェンヌがよくやるテク!)
【ポイント5】おはしょり
帯の下から見えるおはしょり。始末が難しいですよね。
◆たくさん出さない。適度に。
◆おはしょりが長すぎる場合、もう1本紐を使い、処理してもいいですね。
◆後ろのおはしょりの始末も忘れずに。