このこけら落とし公演が東京宝塚劇場での最後の舞台となる月組トップスター、マミこと真琴つばささんは私より3期下の下級生。マミが花組にいた頃、本公演はもちろん、新人公演やバウホール公演で一緒に汗した仲間です。当時から、やがて大物になるであろう男役としての風格や、次はどんな色を見せてくれるのだろうといった期待感や魅力を感じさせてくれたマミちゃん。7月の宝塚大劇場サヨナラ公演まで、貴女らしく走って下さい。
こうして素晴らしい劇場がOPENし、以前は通年7カ月だった東京での宝塚公演は12カ月、つまり1年中となりました。生徒にとってもファンにとっても、この上もなく嬉しいことです。この恵まれた環境に、生徒達は観客に夢や感動を与えられる舞台を目指し、さらに頑張ってゆくことでしょう。そして小川支配人の「皆でこの劇場を育てていきましょう」という言葉通りに、皆で東京宝塚劇場という空間を作り上げてゆきたいものですね。
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