最初に結論をいっておくと今年のドラマ、最大のテーマは「信じて黙って見守ること」だと思います。
それではまずは4位と5位です
5位『のだめ カンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』
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そんな中で『のだめ』の続編は十分に映画になりそうなクオリティを持ちながらあえて新春スペシャルとして放送した!というホメ言葉を正月から考えていたんですが、先日さらなる続編は映画として公開されるということが発表になりました。あらら。
それでもやはりベスト5に値するデキでしょう。特によかったのは後編でスランプののだめ(上野樹里)が、普通だったら千秋先輩(玉木宏)の愛の力でよみがえるところを、頼らずに自ら立ち直るところ。「信じて黙って見守る」ことが重要です。
4位『相棒』
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「シーズン7」最初の事件でODA不正のあおりをうけて殺された親友の遺志を継ぐために亀山が旅立つことは大方の予想通りでしたが、3月まで引っぱらずに年末でいなくなってしまうのは予想外。最後の事件で亀山は杉下右京(水谷豊)の言葉だけを信じて殺人ウィルスに感染するかもしれない場所に入り、二人の信頼の深さを印象づけられました。
気になる新「相棒」は誰か?09年の新春スペシャルでは渡哲也演じる瀬田法務大臣の部下、官房長補佐官・姉川役の田畑智子が相棒を務めるようです。となるとしばらくは週替わりで相棒を変えるのでしょうか。一回限りのゲストだけでなく武藤弁護士(松下由樹)のようなシリーズおなじみキャラや「トリオ・ザ・捜一」などレギュラーキャラの誰かがでてくることもありえるでしょう。
個人的には内村刑事部長(片桐竜次)篇などみたいところ。新春スペシャルで「水谷豊と渡哲也の共演は77年の『大都会PARTII』以来」というのが話題になっていますが、その共演した回に犯人として出演していたのが片桐竜次。いまじゃ『相棒』では刑事部長で『おみやさん』では刑事課課長とテレビ朝日・東映の二つの刑事ドラマに管理職役で出演していますが、昔は悪役の常連でしたからね。
それはともかく、「相棒」が週替わりパターンになるとすると思い出されるのは『探偵!ナイトスクープ』の探偵局長。初代の上岡龍太郎の芸能界引退後、8ヶ月間は週替わりに「局長代行」がでてきて現在の西田敏行局長につなげています。
『ナイトスクープ』は「鋭く切り込む」上岡局長から「泣き」の西田局長に替わったことで、感動ものが多くなりました。『相棒』も新・相棒がでてくるとそれによりドラマ全体が変わってくるのでしょうか?