『私の頭の中の消しゴム』逆輸入
私の頭の中の消しゴム・DVD |
『私の頭の中の消しゴム』の原作は日本テレビ系のよみうりテレビ制作、永作博美・緒形直人主演の連ドラ『Pure Soul~君が僕を忘れても』なので逆輸入ということに。
若年性アルツハイマーのため記憶を失っていく妻とそれを支える夫を描いた純愛物語。夫が大工だった元のドラマ、映画と異なり、画家と美術学生から恋愛が始まる。
他の出演はヒロインの両親に布施博と田中好子、弟を中尾明慶、脳神経外科医に友情出演の船越英一郎。
演出は元のドラマと同じ唐木希浩が担当。
「火曜ドラマゴールド」枠で放送予定。
十三回忌のテレサ・テン
95年に急死し、今年5月に十三回忌を迎えるテレサ・テンの生涯を描く『テレサ・テン物語~私の家は山の向こう』をテレビ朝日が木村佳乃主演でスペシャルドラマ化。原作は有田芳生「私の家は山の向こう~テレサ・テン10年目の真実」。テレサ・テンは14才の時に台湾でデビュー、香港や東南アジアに活躍の場をひろげ74年に来日し『空港』『つぐない』などのヒットを生み出す。
一方、中国の民主化支援のためチャリティコンサートなどの活動を行い、謎の死を遂げることに。ドラマでは4年の来日前から死去までを描き、死の謎にも迫る。
ちなみに以前に一部報道で「小雪が主演予定だったけど降板した」というのがありましたが、原作者によると候補の一人であっただけで降板したわけではないそうです。
今春放送予定。
いまなぜシェイクスピア?
日本テレビが今春、2夜連続で「シェイクスピアシリーズ」を放送。シェイクスピアの名作を現代の日本に置き換えてドラマ化するもの。一つは滝沢秀明・長澤まさみの『ロミオとジュリエット~すれちがい』で父親(山下真司)が殺人容疑で手配中されている廃品回収業の青年(滝沢)と刑事(三浦友和)を父に持つ女子大生(長澤)が恋に落ちるが二人の親にも実は……。滝沢秀明のドラマ出演は昨年の新春スペシャル『里見八犬伝』以来。
もう一つは西田敏行・井上真央の『王様の心臓(リア王より)』で中堅スーパーのワンマン社長と三人の娘の関係を描くホームドラマ。
脚本の井上由美子は「現在の日本人の多くが求める人間ドラマをつくりあげたい」とコメント。
シェイクスピアをモチーフにしたドラマといえば昨秋の連ドラ『役者魂』がシェイクスピア劇俳優(藤田まこと)を中心に『ロミジュリ』『リア王』などシェイクスピア劇のモチーフを織り込んだばかり。今なぜシェイクスピアかというと『ハムレット』『オセロ』『マクベス』『リア王』の「四大悲劇」成立400年なんだとか。
ただ『ロミオとジュリエット』の方はどちらかというと「赤いシリーズ」ぽいんですけど、三浦友和も出るし。
3~4月ごろ放送予定。