ドラマ/春ドラマ情報

速報!ドラマ情報2005年 3月号 真珠夫人、ボタバラを越えた!(4ページ目)

『冬の輪舞』が『真珠夫人』『牡丹と薔薇』に続き金曜エンタテイメント枠で放送。すでに平均視聴率は前二作を越え、残るは最終回視聴率だ!

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド


新婚・杉田かおる『優しい時間』で恐妻に

フジテレビ系木曜22時『優しい時間』に倉本ドラマのファンだったという杉田かおるが念願の出演。

ペンションのおかみさん役で夫が浮気しているのを知りボコボコにする恐妻。負け犬時代のイメージにあっていますが、自分なら「結婚した今は話し合いで冷静に対処します。もちろん財産分与を考えた離婚もあります」とコメント。


沢村・浅見光彦も7作目

火サスで水谷豊、金曜エンタで榎木孝明、そして月ミスでは辰巳琢郎から沢村一樹へと変わり、たくさんの俳優が演じている浅見光彦シリーズの沢村一樹版の新作。月ミスとしては20作記念でシリーズの原点である伝説に立ち返った『崇徳伝説殺人事件』

京都と香川を舞台に平安時代、父・鳥羽上皇に疎まれ、弟・後白河天皇との戦いに敗れて讃岐に流され怨霊になったとの伝説がある崇徳上皇伝説が題材。その歴史を取材する浅見光彦が殺人事件に巻き込まれる。

ゲストは真中瞳。3月14日放送。


野沢尚が最後に関わったのはこれだったのか?

多くの賞をとった『センセイの鞄』や映画公開の前に先行放送された大林宣彦監督の『理由』などレベルの高いドラマを放送するWOWOW「ドラマWシリーズ」。

5月22日放送の新作は宮沢りえ主演の『ぶるうかなりや』。ヒロインは興信所の探偵、エリート研究員・坂部(柄本明)が勤める会社に潜入し収賄を調査するが、その中で坂部の家庭問題を解決しようとする。

演出は『永遠の仔』など元よみうりテレビの鶴橋康夫D。脚本は池端俊策。

鶴橋Dは昨年、野沢尚氏が自殺した時「来春のドラマの打合せを進めていたのに」とコメントしていましたが、これだったのでしょうか。鶴橋作品の脚本をよく書くのは池端・野沢両氏でした。


勧善懲悪ではない『大岡越前』

4月からのテレビ朝日系月曜19時の時代劇枠は北大路欣也主演の『名奉行 大岡越前』。

大岡越前というと正統派明朗勧善懲悪時代劇というイメージですが、今回は一族の不始末で遠島の刑になったこともある苦労人、妻は早くになくし一人娘(水橋貴己)と暮らし、自ら町へ出て捜査し大岡裁きも法廷推理劇風といままでの大岡越前とはちょっと違うイメージ。

4月18日スタート。


これも定番、温泉旅館が舞台の昼ドラ

4月からのTBS系13:30の昼ドラは芳本美代子主演で温泉旅館が舞台の『湯けむりウォーズ』。

夫・順平(尾崎右宗)が友人の借金の連帯保証人になったことから一家で夜逃げするハメになり、富士子(芳本)は温泉旅館の住み込みに。女将(五十嵐めぐみ)から仲居修行を命じられるが、他の仲居たちは大女将(佐々木すみ江)に認められて女将に抜擢されることを目指してバトル中だったため、その戦いに巻き込まれることに。

4月4日スタート。


「和田アキ子特別企画ドラマ」

「和田アキ子特別企画ドラマ」とはなんかすごい冠ですが、タイトルもすごい『ザ・介護番長』で和田アキ子が16年ぶりにドラマに主演。

主人公の大垣あかね(和田)は利用者本位を目指す下町の介護サービス会社社長役。昔は女番長で男勝り、しかし涙もろくてやさしいと和田アキ子本人のイメージを前面に押し出しています。

陰で支える炉端焼き屋に『スクールウォーズ』で夫婦役だった梅宮辰夫、その娘に事務所の後輩・深田恭子、ビジネスとして介護会社を運営するライバル社長に南野陽子、介護会社社員に高田純次、諸星和己、伊藤かずえ、酒井彩名、華原朋美、山崎裕太。さらに樹木希林、菅井きんと豪華な競演陣です。

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