日曜劇場は田村正和のベタなタイトルシリーズ?10月からのTBS系日曜劇場枠は田村正和と黒木瞳が夫婦を演じる『夫婦(仮)』。田村・黒木の夫婦役は4年前の同じく日曜劇場の『オヤジぃ。』に続き二回目。路線的にはこれも日曜劇場で田村正和主演の『お父さん』に続くシリーズ第三弾になるのでしょうか。 前二作は田村正和は頑固オヤジだったけど、今回はいままで仕事一途に取り組んできたが五十代にもう一花咲かせようとする、頑固でも田村正和らしい二枚目でもないキャラ。 黒木瞳の妻役も専業主婦として家庭を守りながら悩む妻と現実的な夫婦の設定でコメディータッチの中にもリアルな夫婦を描いていくタッチ。 制作はTBSの田村正和主演作ではおなじみの八木康夫P。 ちなみに『夫婦』というタイトルの連ドラは橋田脚本で78年のNHKと82年のTBS・花王愛の劇場がありました。 10月10日スタート。 『ウォーターボーイズ』シンクロの鬼コーチ『ウォーターボーイズ』映画、テレビ版の三作すべてに¥でシンクロの指導をしている不破央コーチの紹介記事。ソウル五輪の平泳ぎ代表候補だったが落選、その後舞台俳優を経て、現在は水中パフォーマンス集団を率いる自称「水中道化師」。 シンクロ指導は前作よりきびしく「指導中に殴ったりすることもあります」「シンクロのことだけ考えてやってます」と演技のレベルアップに自信を持っています。 新金曜ナイトドラマはミッチー初主演10月からのテレビ朝日系金曜ナイトはビジネスジャンプ連載のコミックが原作の『ミステリー民俗学者 八雲樹(仮)』で及川光博が連ドラ初主演。原作は『金田一少年の事件簿』の金成陽三郎の作で、天狗、かぐや姫、天女の羽衣などの伝説にからんだ殺人事件を民俗学教授の助手・八雲樹が解決していく。ミステリアスな雰囲気の原作でミッチーのキャラはピッタリ。 制作は槙哲也P。10月15日スタート。 パパになった反町の『ホットマン2』10月からのTBS系木曜22時枠は昨年春放送された反町隆史主演の『ホットマン』のパート2。きたがわ翔の原作コミックがありますが、今回は円造(反町)が七海(山内菜々)の小学校に赴任するところから始まり、新キャストが加わるなどオリジナル色が強まるとのこと。 前作の相手役だった矢田亜希子が月9ヒロインだから、そちらの面からも新展開を迫られるわけです。 『西部警察SP』被害者了承で解禁昨年8月の連続ドラマ版のロケ事故で、すでに完成しながら放送されなかった2時間単発の『西部警察スペシャル』が10月31日放送されることに。 事故の被害者5人がまだリハビリが必要な人が残っているもののほぼ回復し、了承してもらったため。 放送はおなじくテレビ朝日と石原プロ制作の5夜連続スペシャル『弟』の直前ということで、その盛り上げに役立てようということですね。 『西部警察』の事故についてはこちら 911ドラマ制作発表01年9月11日の911テロで犠牲になった日本人銀行員の妻で、半年後に三男を出産した杉山晴美さんの手記「天に昇った命、地に舞い降りた命」をスペシャルドラマ化した『9・11』の制作発表。ところが、控え室で予告編を見た主演の和久井映見や鈴木杏樹、白川由美が感動で泣き出したため会見が時間通りはじまらなくなるハプニングが。 死んだ夫役に稲垣五郎、他に石黒賢、勝村政信、柏木由紀子、宇津井健が出演。脚本は大石静。 予告編と同様、本編も感動作になるか? 10月からの月9は織田裕二主演10月からのフジテレビ系月曜21時枠は織田裕二主演の『ラストクリスマス(仮)』。織田裕二は大ヒット作『東京ラブストーリー』以来13年ぶりの月9で、制作も大多亮P、脚本・坂元裕二と東ラブメンバーがそろう。 ロマコメで、スキーゲレンデの出会いで始まり、仮題どおりクリスマスに向けて盛り上がる往年のパターンを復活。主人公の役柄も大手スポーツ用品会社に勤める36歳の独身サラリーマンと「カンチ」のその後をイメージさせる設定。 相手役は矢田亜希子で同じ会社の秘書という設定。10月11日スタート。 10月からの土9は松岡『ナースマン』復活10月からの日本テレビ系土曜21時枠は一昨年、松岡昌宏主演で好評だった男性看護師もの『ナースマン』の続編、『ナースマンがゆく』。松岡演じる高沢裕次郎が病院を訪問看護部がある地域密着型総合病院に移る設定。そのためその他のキャストは一新され、女医役の財前直見、新米看護師に香里奈が出演。松岡は「新メンバーとどんなチームワークになるのか楽しみ」と撮影を心待ちに。 制作は加藤正俊P。 |