かわって採用されたのがTVRを中心とする輸入代理店・オートトレーディングルフトジャパンの取り扱い車種(他にロータス・エリーゼ、ブラバスS600、リンカーンナビゲータなどが出演予定でした)。ちなみにオートトレーディングの南原社長は『マネーの虎』で有名です。
だいたい石原プロはタイアップを得意としています。
北海道ロケの時は名菓「白い恋人たち」の会社で聞き込みし、大阪ロケでは入手したフィルムを現像しなければ、と「カメラのナニワ」に駆け込み、両方とも社長が出演するしらじらしいタイアップ映像がたまりませんでした。
最高だったのは福島ロケ編、ホテル・リステル猪苗代2が悪の要塞と化し大門軍団との最終決戦の舞台になるというもので、捜査に協力ならともかく悪の要塞とは社長よく引き受けましたね、よっ太っ腹!と拍手してしまいました。
しかし、今回のタイアップでTVRを使うのはちょっと『西部警察』のイメージとは違うんじゃないの?とガイドは発表時から疑問でした。
トヨタ、日産車以外でも刑事ドラマにふさわしいクルマはあるので、使ってほしいですね。『プロハンター』や『大激闘』などマツダが車両提供していた枠で使われていたコスモAP(写真右上)、初代RX-7(写真左下)とか『華麗なる刑事』で草刈正雄が使っていた三菱ギャランΛ(ラムダ)とか。なんか妖しい香りを放ってドラマによくあっていました。
供給側がすすんで車両提供してくれるか、という問題もありますが、ドラマ世界にあうクルマを選んでほしいとクルマ好きのドラママニアは思うのです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。