IWGPのすごいところは放送当時は売れていなかった出演俳優たちが、その後次々とブレイクしていったこと。スペシャルでキャスティングすると信じられない豪華キャストになりましたが、みんな「IWGPだから」と引き受けてくれました。
主演・真島マコト役の長瀬智也はTOKIOの長瀬だから別格。
比較的知名度があったのは窪塚洋介、小雪ぐらい。窪塚洋介は『GTO』の生徒役あたりから注目され『天国に一番近い男』で磯山Pの作品に出演、『リップスティック』『お見合い結婚』を経てIWGPに。その後、宮藤官九郎脚本の映画『GO』の大ヒット以降、映画に軸足を移し、その言動からカリスマ的な俳優になりました。
小雪はIWGPで『ラブコンプレックス』『ケイゾク/映画』に連なるフシギちゃん美人パターンを確立、ただしその反動で普通の美人を演じるとさえませんが。4月からのTBS系ドラマ『きみはペット』ではフシギちゃんなのか？注目です。
ドーベルマン山井役・坂口憲二はIWGPのワイルド系からさわやかないい奴系に転換、『ファイティングガール』『恋ノチカラ』『しあわせのシッポ』『天体観測』『いつもふたりで』と順調にステップアップし、単独主演まであと一歩。
斉藤サル役・妻夫木聡は映画『ウォーターボーイズ』でブレイク。これからも 『ドラゴンヘッド』『さよなら、クロ』『ジョゼと虎と魚たち』『きょうのできごと』と公開予定映画が目白押しです。ドラマでも『ロング・ラブレター～漂流教室』『ウエディングプランナー』『ランチの女王』とこなし、4月からのTBS系『ブラックジャックによろしく』で初主演を果たします。 加藤あいはIWGP以後CM出演が急増、現在留学中（亜細亜大学卒業のため必要らしい）ですが、このスペシャルのために帰ってきました。
シブいところで脇知弘。Gボーイズのメンバーの一人で、名前だけ聞いてもわからない人が多いでしょうが、『さよなら、小津先生』『ごくせん』の不良のデブ、といえばすぐに思い浮かぶでしょう。
次はいよいよ『スープの回』の内容です
