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カルタは、言葉遊びへの導入にもってこい。幼児は、ひらがなも図形として認識します。分かりやすい文字を「得意の一枚」にしてみてはいかがでしょうか。赤ちゃんが片言でおしゃべりを始めるのは、本当に大きな成長ですね。幼いときから、周囲の会話をよく聞き、歌や言葉にたくさん触れて育つと、コミュニケーションの力も養えます。楽しく言葉遊びのできる絵本やおもちゃをご紹介します。
<INDEX>
■ いろんな名前を覚えるカルタと積み木
■ 日本語のおもしろさにふれる絵本
■ 体と言葉で親子遊び
版画に味わい「どうぶつことばあそびかるた」
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ここで購入!黒い縁が大人っぽい版画仕立てのカルタです。動物をモチーフにした読み札も詩のようで楽しいです。 | 「あひるのラジオ いつも ガーガー」では、アヒルの鳴き声と壊れたラジオの音を掛けています。「カンガルー みちをまちがえ かんがえる」「にわとりが けっこう たべすぎ もう けっこう」なんて、ダジャレが効いていますね。「すずむし すずしい すずの おと」「ゆりかごで ゆらゆら ゆれる ゆりかもめ」は、音韻がとてもきれいです。版画の絵札に雰囲気のある、大人っぽいカルタです。
■「どうぶつことばあそびかるた」
作:多田ヒロシ
出版社:こぐま社
価格:1,260円(税込)
並べて重ねて「ひらがなさいころつみき」
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ここで購入!一文字につき最大5個の積み木が使えるので、いろんな言葉やフレーズを作ることができます。 | 小さな手でもつかみやすい、すっきりした立方体の積み木です。開けたときの木の香りにうっとりです。ポイントは、一面にしか絵が描かれていなくて、残りの五面には、同じ段の残りのひらがなが書いてあること。「あり」の「あ」の残りの五面には「あ」「い」「う」「え」「お」がそれぞれ印刷されているのです。最大で同じ字が五つ使えるので、言葉やフレーズを並べて作るときにも足りなくなりません。
「おにぎり」の「お」、「れいぞうこ」の「れ」。お子さんにとって、お気に入りの音や文字はどれになるでしょう?また、子どもにとっては、ちょっと変な言葉を作ることも、積み上げた積み木を壊すことも、大切な遊びです。
■「ひらがなさいころつみき」
メーカー:くもん
サイズ:箱 330×210×35(ミリ)
積み木 30×30×30(ミリ)
価格:3,902円(税込)
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