子どもの得たいものが何かを観察する

それでは、言葉だけに頼らずにするには、どうすればいいのでしょう? 焦らず、騒がず、ひと呼吸置いて、子どもの表情や態度を観察します。そして、子どもが何を欲しているかに注目するといいでしょう。

ただ、何をイヤがっているのか、なぜ暴れているのかを考えてもなかなか答えは出てこないことが多いでしょう。我が子が赤ちゃんの時代は、泣いているときに「お腹がすいたの?」「眠いの?」など、まっさきに赤ちゃんが何をしたいかを観察したと思います。要求が何か判然としなかったことも多々あるかと思います。言葉を覚えたといっても、自分の欲しいものが、まだうまく言葉で表現できないこともあるのです。だからこそ、まず子どもが何を欲しがっているのかを観察しましょう。

適切な表現方法を教えましょう

子どもの欲しいものが観察してわかれば、それを得るための表現方法を教えることもできるでしょう。注文方法がわかりづらいレストランや、緊急で連絡がとりたいけれどその相手がつかまらないなどというときは、イライラして怒鳴りたくなることもありますよね。欲しているものが何かを観察する。欲しているものが何かがわかれば、次からは適切な表現ができるように教える。この繰り返しで親子のコミュニケーションは密接になっていくのではないかと思います。

親を困らせようとして行動する子どもはいない

NLPという実践心理学では、「人は意味のない行動をとらない」とされています。しかも、「人は必ず肯定的意図をもって行動する」ともされています。他人を苦しめるために行動しているわけではなく、自分のほしいものを得るために行動しています。暴れたり叫んだりして親を困らせることだけが目的の子どもは、1人もいないということです。



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