自分の感覚で判断をする
肉じゃがのレシピ本を2つ持っているとしましょう。その時に、どちらのレシピが正しいかで迷って肉じゃがを作れなくなることはあるでしょうか?完ぺきさを求めた結果として料理が作れなくなってしまっては、意味がありません。どちらが美味しそうか、どちらが作っていて楽しそうかで決めればいいのです。そのうちに、「このレシピはわたし好みじゃないな……」など、レシピを見ただけで判断できるようになってきます。取り返しのつかない失敗はありません
赤ちゃんの成長を考えてみましょう。赤ちゃんは何が危険かを知りません。ですから、熱いものでも平気で触ろうとします。「熱くなったフライパンを触って熱かった」ということから赤ちゃんは「フライパン=危険」だという学習をします。ですから、赤ちゃんは熱くても熱くなくてもフライパンに触るのが恐くなります。そのうちにいろんな経験・失敗を繰り返して大人になると、何が危険なのかがわかるようになっていきます。子供のうちの失敗で、取り返しのつかない失敗はほとんどありません。取り返しがつかないのは、失敗を恐れてチャレンジをやめて成長しないことです。
失敗も子育てのうち
親もまた、子育てをとおして成長して欲しいとわたしは思っています。子どもに対して、安心や信頼を確保したうえで、失敗したり試行錯誤したりすることはとてもいい経験になるはずです。肉じゃがを1回失敗したからといって「やっぱりわたしは料理ができないんだ……」とがっかりせずに、「失敗も子育てのうち」と思って楽しまれることが、プチストレス子育てのコツです。子育てに関する悩みがある方はこちら(※現在停止中)から、ぜひお願いいたします。「問い合わせの種類」は「その他」にチェックしていただき、「問い合わせ内容」に「相談」と最初に入れてください。なお、すべての相談にお答することができない場合もあるので、ご了承ください。
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目的は1つ 健全な早期教育のための心得(All About幼児教育)