老いも若きも「脳トレ」大流行!右脳開発が大注目されている昨今、とうとう「左利きの男性は高収入」なる研究も発表されました。それ、本当ですか?「脳」関連著書多数の作家・医学博士、米山公啓先生に伺いました。

米国研究チームが発表「左利きの男性は高収入」

左利きの男性は高収入 女性は影響なし
[ニューヨーク 2006年8月11日 ロイター]

「左利きの男性はテニスなどのスポーツでは右利きの相手選手より有利だと見られがちだが、給料日の楽しみもより大きい(給料が高い)ということを最近の研究が述べている。

大卒者の収入は平均より約26%高いが、大学レベルの教育をある程度受けた左利きの男性は同程度の教育を受けた右利きの男性より収入が15%多いとラファイエット・カレッジのクリストファー S. リューペック、ジョンズ・ホプキンス大学のジョセフ・ハリントンとロバート・モフィットは全米経済研究所発行の新聞に書いている。

彼らは『利き手は重要だという考えを暗示するような、またそれを裏付けるいくつかの経済的・統計的に意義深い結果』が出ていると述べている。『しかしこれらの調査結果を関連付けて説明できる理論はまだない』とも。

研究者達は女性について同様の影響は見られないとしている。

研究に使用されたデータは、1979年から1994年まで毎年、その後は隔年で行われた14歳から21歳の人に対する一連の調査『青年全国縦断調査』のインタビューから得られた時間当たり収入である」


「脳トレ」大流行の昨今、ブームに乗り遅れてぼんやりとした日々を送っているガイドは、乳幼児の子育てに追われているせいか、加齢とビールの飲みすぎのせいか、それとも両方のせいか、最近とみに記憶力が減退。

『脳が若返る30の方法』(中経の文庫)
『脳が若返る30の方法』(中経の文庫) 医学博士の米山先生が、脳の若返りに効く30のトレーニングを紹介!「鼻をつまんでコーヒーを飲む」「利き腕ではない方の手で、携帯メールを打つ」「思いついたら、即、声に出す」など、そのユニークなトレーニングが勢揃い!その効果は抜群です!
地名や人名が思い出せないのはまだしも、昨日の夕飯を思い出すのにまで時間がかかるのは何だか怖い。このままでは日々の生活に支障が出るのではないかと青ざめ、脳を若返らせなきゃと慌てて書店に走ったら、ぴったりの本がありました!ベストセラー『脳が若返る30の方法』(今秋、『中経の文庫』創刊にあたって文庫化!)。

豊富な挿絵と2色刷りで読みやすく、読んでいるその場で実践できる、「脳を刺激する」方法が満載。ふむふむ、これを続ければ私も人並みの生活が送れるかも!……と人生への意気込みを新たにしたところで、そういえば「左利き男性は高収入」という報道があったなぁと記憶をたどり……。

左利きってことは、右脳を使ってるってこと?やっぱり右脳の働きがいいと、人生はうまく行くのだろーか。ワタシの人生がダメダメなのは、そもそも右脳がダメなせいだったの?くそぅ、もっと早くに知っていれば……と後悔しきりのガイド河崎、さっそく著者の作家・医学博士、米山公啓先生に伺いました。「左利きの男性が高収入なのはなぜですか?やっぱり、右脳開発はしておいたほうがいいのでしょうか?」

ノーベル賞受賞者には左利きが多い

米山公啓先生 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士。主な著書に『脳が若返るメモする習慣』『こんなに違う!男の脳と女の脳』(中経出版)、『医学は科学ではない』(ちくま新書)、『脳を鍛えるプロの記憶術』(成美堂出版)、監修に『脳が若返る10秒脳トレ』(中経出版)がある
ガイド河崎(以下、ガイド): なぜ、左利き男性は高収入になるのでしょうか?

米山公啓先生(以下、先生): ノーベル賞受賞者に左利きが多いという統計もあり、独特の能力を持っている人には、左利きが多いということが高収入につながっているのかもしれません。左利きということは、右脳の能力が優れている可能性があります。つまり、ひとつのことを追求してオリジナリティの高い仕事ができる可能性があるということなのですよ。

ガイド: なるほど。高収入のカギは、「ひとつのことの追求」や、「オリジナリティ」にありそうですね。でも、どうしてそれは「左利き男性」に限られ、女性には利き手の影響が見られないのですか?

先生: 一般的に男性のほうが右脳的な脳の使い方をするので、男性でこの影響が強いのだと思われます。

ガイド: 先生のご著書にも、男性は右脳系(感覚的・直感的)、女性は左脳系(分析的・論理的)とありました。もともと右脳的な男性が、左利きでさらに右脳を使うことによって、効果が強く出るのですね。では、やはり右脳は小さい頃から「開発」して、鍛え続けたほうがいいのでしょうか?

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