欧米の育児事情では、アジア的手法がいまブーム!?乳児が安心してぐっすり寝られる方法として、日本でも昔からある「おくるみ」が奨励されています。米国の育児雑誌でも「ぜひ試してみるべき!」と紹介されているこの「おくるみ」の効果、私たちも再発見です。

欧米でブーム!「スワドリング」は「おくるみ」のこと

赤ちゃんが安心して熟睡できる方法
赤ちゃんが安心して熟睡できる方法
日本では身近な「おくるみ」。赤ちゃんを布でくるみ、服の代わりにしたり、寒暖の調節をしたりする方法です。モンゴルでは布できっちりと巻き、お母さんが仕事をするときには草原にそのまま赤ちゃんを置いて、赤ちゃんは風を感じ、ゆっくりと雲が動いていくのを見上げている、そんなのどかな子育ての風景も有名ですね。

この「おくるみ」の手法が、欧米では最新の育児法として奨励されています。きっちりと布で巻かれ、手足の自由が少し制限されることで、赤ちゃんはお母さんに抱っこされているような安心感を得、熟睡するからだそう。米国の有名病院の新生児室でも、布にきっちりくるまれた新生児たちが並んでいる光景が紹介されていました。

「スワドリング」をやってみよう!

この方法を”swaddling(スワドリング)”と言いますが、「おくるみ」と全く同じ「新生児を布でくるむ」意味。日本と少し違うのは、日本では正方形の布を使うことが多いのに対して、スワドリングは毛布くらいの大きめの布を使う点。布の巻き方はほぼ同じですが、いくつかチェックポイントもあります。下の図でもう一度確認してみましょう!

”Swaddling”
参考:Parents May 2005

1. 毛布の角を少し折って、赤ちゃんの頭をのせる
2. 左側のすそを持ち上げて赤ちゃんの体をくるみ(このとき、赤ちゃんの右手をまっすぐにして一緒に巻き込んで固定する)、すそをVネックの一辺を作るように体の下に入れ込む
3. 下のすそを持ち上げ、Vネックの形に沿うようにして胸元に折り込む。赤ちゃんの左手を体に沿ってまっすぐに伸ばす
4. 赤ちゃんの左手を一緒に巻き込むようにして、右側のすそを持ち上げてくるみ、Vネックの部分に端を折り込んでできあがり


ポイントは、赤ちゃんの両手をまっすぐにして、体に沿うようにして固定してあげること。この「手が動かない」ことが、赤ちゃんがお母さんの腕の中にいるような安心感を得るのに大切です。上手におくるみできたら、しばらくお母さんの腕の中で揺らしてあげると、すぅっと眠ってくれるかも。赤ちゃんが気が立って寝られないときなど、一度試してみてはいかがでしょうか?

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