「男の育児休暇」よりも妻への理解のほうが大切

夫から妻への情緒的サポートは決して十分ではない
夫から妻への情緒的サポートは決して十分ではない
夫婦(カップル)カウンセリングが早くに発達してきた米国。夫婦間の結婚満足度の研究で、とりわけ妻の側の結婚満足度を高めるには、夫との家事役割分担の「平等感」が大きな役割を果たすということが、長年言われてきた。夫の家事や子育てへの参加も進み、「専業主夫」というライフスタイルも登場した。しかしここ近年、実は「夫が妻を情緒的にサポートすることが、(家事遂行以上に)妻の結婚満足度に大きな影響をもつ」という研究が報告され、夫婦間の「感情のやり取り」として注目されている。

この点で、解剖学者である養老孟司氏もまた、著書の中で
「熟年離婚の動機とは、夫が家事や育児を手伝ったとか手伝わなかったとかいう物理的なことではなく、夫が産む性(妻)の本質を理解できたかどうかにある」
ということを述べている。

○ヶ月の育児休暇を取った、日々の家事をこれだけ分担した、という時間的、物理的な量が問題なのではなく、むしろその行動が妻への理解から生まれたものであること、さらに物理的には協力できなくても妻の日常や考えをきちんと理解し情緒的なサポートをしていることのほうが、夫婦関係にはずっと重要であるということがわかる。

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