「男の育児休暇」よりも妻への理解のほうが大切
夫から妻への情緒的サポートは決して十分ではない |
この点で、解剖学者である養老孟司氏もまた、著書の中で
「熟年離婚の動機とは、夫が家事や育児を手伝ったとか手伝わなかったとかいう物理的なことではなく、夫が産む性(妻)の本質を理解できたかどうかにある」
ということを述べている。
○ヶ月の育児休暇を取った、日々の家事をこれだけ分担した、という時間的、物理的な量が問題なのではなく、むしろその行動が妻への理解から生まれたものであること、さらに物理的には協力できなくても妻の日常や考えをきちんと理解し情緒的なサポートをしていることのほうが、夫婦関係にはずっと重要であるということがわかる。