夏休みを前にして、子どもたちの事件が多発しました。
親にできることは何でしょう?この夏こそ、子どもときちんと
コミュニケーションをとってみませんか。




《INDEX》

Page1 親子で会話、してますか?/なぜ子どもは話してくれないのか?

Page2 親子の会話、12の間違い

Page3 そして子どもは口を閉ざす/大人同士の会話も同じ



親子で会話、してますか?

7月。いよいよ夏休みに突入、という時に、いやでも耳目を集めるような少年少女をめぐる事件が多発しました。子ども達に、何かが起こりつつあります。

事件報道が進むうち、論議を呼んだのが鴻池大臣の「親は打ち首」発言。発言の是非はここでは問わないにしても、子どもを持つ親が「うちの子は大丈夫」などと安穏としてはいられない風潮です。

少年事件の低年齢化のなか、きっかけ一つで被害者にも加害者にもなりえる子ども達。私たちは、本当に子どもを理解し、子どもの中の、そして子どもを取り巻く様々なリスクを把握しているでしょうか?


なぜ子どもは話してくれないのか?

そうは言っても、子どもは親に全てを打ち明けてくれるわけではありません。自分の少年少女時代を思い出してみても、「親なんて」という気持ちは、多かれ少なかれ誰しも抱いていたのでは?

親が「よし、じゃぁ今から話をしよう」などと言い出したところで、少年少女時代の私たちは応じたでしょうか?うんざりするのが関の山ではありませんでしたか。

「さぁ話せ」では、会話は成り立ちません。会話は、子どものふとした振る舞いや、子どもがぽろっと漏らしたことを糸口に、親が巧みに引き出していくもの、と考えたほうがよさそうです。

では、なぜ私たちは普段「巧みに」引き出すことができないのでしょう?なぜ、子どもは口を閉ざしてしまうのでしょうか?実は、私たちは気づかぬうちに、自ら会話の糸を切ってしまっているのです。

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