’**:;・・~インターネットのお受験掲示板で、何が起こっているの!?~・・;:**,
B香: 保護者会や行事で目立ってしまった父兄への中傷が、即日書き込みされるから、って。
A実: きゃ~~~!こわ~~い!!!
C子: 父兄がそういうことするんでしょ・・・校内で足の引っ張り合いをするなんて、本当にいい環境かしら。
B香: 見栄の張りあいやけん制・・・父兄の感情はもつれてるからね~。
A実: 校内もそうだけど、第1志望ではない私学や、望まない公立小に進学したママの痛手って、大きいのよね。
C子: やっぱり、投資するぶん落胆も・・・。
B香: そうよ~。ウチが受けた小学校の受験者控え室では、合格を諦めたママたちが、早くも「次はK中学(ガイド注:首都圏の最難関男子中学校)で会いましょうねっ」って話してたわ。もう6年後の中学入試に照準当ててるの!凄い情熱よ。
C子: 落胆を克服するために、また受験するのね・・・ママの気持ちは分からなくもないけど、子供自身は?
A実: それが子供のためになると思っているから、受験にはまっていくのよ。
C子: その通りね。さまようお受験ママ・・・
B香: 最近はママたちの学歴もインフレ気味なくらいに高騰してるもの。プライドもかなり高いわ。私のお友達で、ご夫婦ともT大出身で、一緒にNYで修士号取ったのに、奥様は専業主婦してるって方がいるわよ。
C子: !!!もったいない!!!・・・でも、それもご本人の選択だものね・・・。
A実: 他のご家庭で、何が幸せかは私達にはわからないわ。お受験ママ達の中には、ご夫婦で別居状態や、仮面夫婦の人も多いの。
B香: お受験では両親揃って面接を受けるから、そのためだけに夫婦のふりをしているご家庭もあるわね。
C子: 子供の人生が、親の都合で左右されているような気も・・・。
B香: そういうこと・・・「親の受験」なのよね。私の実感としては、やっぱり高校や大学受験になると、やっと子供本人の意思や実力の世界になってくるわね。
A実: 小学校受験と中学受験は、かなり親の思い入れが入ってるわよね。
B香: ウチの子の学校なんて、男子は小学部までしかないから、結局また6年後に中学受験するのよ・・・いまから6年かけて、また準備するワケよね。
C子: たまたまその子に合う学校ならいいけど・・・まだ小さいのに、どこが一番その子に合うかなんて、まだわからないじゃない?
B香: そうね・・・それがわからないから、ベストと思われる結果を求めて、競争率の高い学校に入れようとするのよ。
A実: だからC子ちゃんも、まずは幼稚園からお受験始めてみたら?
C子: ええっ!そういう結論なの?それって違うと思う~~!!
*この座談会は、フィクションです*
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