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本来守るべき弱者に手を上げるような人間を、私たちが直接的にも間接的にも育ててしまわないように、社会全体で育て方自体を考え直さなければ、いじめや虐待は連綿と続いていくでしょう。それにはまず、直接子育てにかかわっている私たちが、「こうあらねばならない」といつの間にか固執している男性像・女性像を脳裏から捨てなければいけません。
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・【子育て事情】
「私たちは世界の子供です。」現代の子供と、かつて子供だった大人たちが、人生の恩恵を等しく享受できるように。
「男の子を育てるのは難しい」。それは、男の子が母親にとって異性だから。「男らしく」と育てることが、彼らを追いつめ、暴力で爆発させてしまうことにもなりかねません。日米の専門家の意見をご紹介します。