産婦さんにとって大事な時期です
産後のリラックスにたとえばハーブティー。「すこやかティー」カモミールジャーマン、レモングラス、フェンネルシード、ネトル、ブルーマロウ、ローズヒップス配合。25g税込840円(写真提供:ハーブのお店 麦わらぼうし) |
動こうと思えば意外に動けますが、産後の水仕事を避ける(重いものを持ったり冷えたりすることは回復を遅らせます)、目を使わない(更年期になってからツケがきたり、頭痛になったりする)など、先人の声にはぜひ耳を傾けたいところです。インターネットも禁止ですよ!悪露が長く続く、骨盤がゆるんでいるところに負荷をかけて腰痛、ヘルニアを発症するなどしたら大変。出産という大イベントを経験した「体」をトータルに見て、これから何年も続く育児期間を元気に乗り越えられる体力を回復させてくださいね。それが、結果として赤ちゃんと家族のためになることだと思います。
3週間を過ぎたらゆっくり動き始め、筋肉をつけ、リラックスしていくことも必要です。たとえば、美しい母をつくるプロジェクト「マドレボニータ」では、産後の母体のケアをめざし、お母さんたちの健康な体づくりのヒントをたくさん用意してくれています。ご自分の地元でも、少しアンテナを張ると、産後のヨガクラスやリラックス体操などの会があるかもしれません。そういう場にも、ぜひ積極的に出かけてみましょう。
困難がある場合でも
誰もが十月十日を無事に過ごして安産で出産するわけではありません。帝王切開の場合は退院するまでの期間が長いですし、メスを入れた体ですから、より大切にしてください。また、さまざまな理由で赤ちゃんと一緒に退院できなかった場合、母乳をしぼって届けるなど、産後すぐの体に大きな負担を強いることになります。家族でも友達でも地域のネットワークでも産褥サービスでも、頼れるものはなんでも頼り、使えるものは何でも使って、母体を休める努力をしましょう。また、精神的にも張り詰めたり、バランスを崩すことが多いかもしれません。どうぞ、お母さんが信頼し、心をゆるすことのできる人の輪の中でお母さんと赤ちゃんの健康を皆で第一に考えて過ごせるようにしてください。
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