ベビー用品/ベビー用品関連情報

お助けほにゅうびん 「母乳相談室」(2ページ目)

「ガイドの選択」シリーズとして、ガイドが実際に使ってよかったグッズを紹介します。ガラスの広口ビン&独特の形状の乳首の「母乳相談室」は、ガイドの救世主でした。

執筆者:鈴木 宏枝

第一子のとき

「母乳相談室」は、口コミと産院で勧められ、第一子のときから愛用していました。広口びんも洗いやすく、口先だけでなくあご全体を動かさないと飲めません。200cc以上飲むようになった5ヶ月頃からは、容量の多いほにゅうびんに移行しましたが、それまで、かなりのヘビーローテーションでした。この子の場合、母乳の出に関係なく、比較的「ミルク好き」だったこともありますが。

第二子のとき トラブル発生

赤ちゃん
大きく口を開けて、飲んでね。(写真提供:イナガキヨリカズ
第二子を産んだとき、入院中に母乳トラブルがあり、母乳と平行して、「母乳相談室」で糖水を足していました。退院後、自宅にあったと思っていた「母乳相談室」は割れてしまっていて、ピンチ!仕方がないので、ミルクをあげるときには、手持ちのほにゅうびん+ヌークの乳首を使いました。
すると、よくいわれることですが、ほにゅうびんが好きになってしまって、ますます母乳を飲んでくれなくなってしまいました。ヌークの乳首も、根元がひらたくて、よく考えられているのですが、軽く吸えるという点では、母乳よりはるかに楽ちんだったのでしょう。母乳をのけぞって嫌がるようになり、吸わせるまでに20分もかかるような日が2,3日続きました。

お助けアイテム登場

母乳相談室の乳首
母乳相談室の乳首(写真提供:(ピジョン株式会社
赤ちゃんが「舌を乳頭にまきつけて力強く吸う」のに合った乳首は、ヌークや「母乳実感」など他にもありますが、ごく低月齢期に使うものとして、ガイドが「これしかない」と思うのは「母乳相談室」。特徴は、かぷっと大きな口をあけないといけない、こんもりした形状です。あごをしっかり使って吸わなければいけないものを選ぶなら、「母乳相談室」がベストです。ピジョンのサイトを見て、近所のドラッグストアに片っ端から電話しましたが、置いてあるところがなかなかなく、最後は身内にアカチャンホンポまで行って買ってきてもらいました。

これが成功で、「母乳相談室」でよくいわれる「ドナルドダックのお口」でぐいぐい飲むことを覚えた子どもは、そこからあらためて母乳を吸うのが上手になりました。口先だけでちゅっちゅと吸うのではなく、はぐきで乳腺を刺激しながら舌を使って上手に吸うあの感覚を覚えてもらったことで、母乳を飲むのもぐっと上手になったわけです。

新生児期の1~2週間のことでしたが、すごく助けられたほにゅうびんでした。最初の試練を乗り越えたあとはとても順調な母乳育児になり、外出時や預け時、夜中に時々ミルクを使うときには「母乳相談室」で、あとはほぼ完全母乳で過ごしました。

次のページは 「母乳相談室」 ここで購入!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます