子どもが得意なことからアプローチする教育、MI
MIとは、ハワードガードナーが唱えたマルチプルインテリジェンス(Multipul interigences)=マルチ能力のこと。「脳には8つの比較的自立した機能が存在する」ということが近年の脳科学の研究によって明らかになっており、言語能力・数学的能力・空間能力・運動能力・音感能力・人間関係形成能力・自己観察能力・自然との共生能力の8つの中で得意な方向からアプローチをすることで人の力が伸ばしやすくなるという考え方です。「マルチ能力が育む子どもの生きる力」参照この能力はもともと持って生まれたものもありますが、成長の中で育まれたものや生まれ育った環境・文化によって育まれたものもあります。子育てをしていると、つい他の子と比べてしまったり、自分の育児に不安になってしまうこともありますよね。MI理論の中で推奨されているのはお子さんの個性を知り、子どもに合った形で成長のサポートをすること。そうすることで新たな学びを受け入れ易く、楽しみながら可能性を広げていくことが出来るのです。ママも子どもにとっても精神的にも負担がなく、子どもの得意なことから将来の方向性を考えることへも可能になります。
エジソンの母はMIを実践していた?!
子どもの得意なことを生かすMI理論 |
能力を見つける鍵は、ふだんの子どもの生活を観察することにあります。自然と繰り返しえいるパターンや、好んでよくする遊びから「この子はもしかしてこういったことが得意なのかな?」と気がつくことがあるのではないでしょうか。次のページから、それぞれの能力を一緒に見ていきましょう。