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もう迷わない!解決おむつ選び:紙おむつ編(4ページ目)

赤ちゃんが生まれて、誰もが必ず必要とするもの、それがおむつ。布おむつと紙おむつではどんな違いがあるの?どうやって選べばいい?など、よく聞かれる悩みや不安にお答えします。布編と合わせてお読みくださいね!

執筆者:松原 美里

おむつは肌にあったものを! 弱酸性でかぶれにくいパンパース

パンパース
昭和50年代に日本にやってきたパンパース
Q.産院ではパンパースのおむつが一番使われているって本当?

A.はい。パンパースのおむつは病産院の約7割で使われています(P&G調べ)。皆さんの中でも、初めて使う(使った)紙おむつがパンパース(だった)という人も多いでしょう。日本では1977年から発売されていて、一番長い歴史を持つ紙おむつ。質の高さにも定評があります。

Q.そういえば、いつから紙おむつはこんなに広がったの?

A.パンパースが日本にやってくるまで、おむつの主流は布おむつでした。紙おむつが販売され始めた当初は値段も高価で、素材も荒く、今よりももっとかさ張っていたそうです。その後、1980年代になって他の競合会社が参入し、競争が生まれたことで、紙おむつの品質はどんどん改良され、現在のようなコンパクトで高機能の紙おむつが実現しました。

パンパース
おしっこのアルカリ性が弱酸性に変わる!
Q.パンパースのおむつがかぶれにくいのはなぜ?

A.あまり知られていないように思うのですが、パンパースのおむつは、おむつの中を弱酸性に近付ける独自の素材を使用しているのです。赤ちゃんの健康な肌は、本来弱酸性。おしっことうんちが混じり、おむつの中がアルカリ性寄りになると、おむつかぶれしやすくなってしまいます。「パンパースしか肌に合わなかった」というママが多いのは、パンパースだけの「弱酸性」吸収層のためでしょう。

また、おむつかぶれを防ぐには、通気性も大事なポイント。パンパースのおむつは通気性の良いシートを使用。やさしい肌触りで、赤ちゃんのおしりをかぶれから守ってくれます。

Q.パンパースの「コットンケア」って布おむつのこと?

A.「コットンケア」とは、コットンのような肌ざわりのシート「コットンシート※」が使われているパンパースの商品名です。布おむつではありません。「パンパースコットンケア」シリーズ全サイズに通気性のよいコットンシートが採用されています。赤ちゃんが小さいうちは肌も未熟でデリケートなので、より肌にやさしいコットンケアがおすすめです。
※コットンは含まれていません。

場面ごとに使い分けをするのが、賢いおむつの使い方

紙おむつは家族をつなぐ
パパのサポートも欠かせません!
紙おむつの良いところは、一番にママの利便性、そしてオムツかぶれしにくいなど赤ちゃんの肌への影響が少ない点。まだ紙おむつが高価なものだった時代には、おむつを洗う手がひび割れてママの負担が大きかったというお話をよく聞きます。ママが雑務にとらわれず機嫌よく子どもと向き合えることが、愛情あふれる子育ての一番の近道といえるでしょう。

とくに出産直後は母体が疲れる時。生まれたての赤ちゃんはうんちやおしっこの回数が多くデリケートなので、お肌にやさしいパンパースが安心です。洗う手間がなくなることで、産後のママの負担は昔に比べても格段に軽くなっているといえるでしょう。

「紙おむつはちょっと出費がかさむ」「布おむつの良さも取り入れたい」という方は、3ヵ月を過ぎて赤ちゃんの便の回数が減ってきたら、ママの都合に合わせて布おむつと紙おむつの両方を活用してみると、気持ち的にもラクになることと思います。その他、外出時は荷物がかさばるので紙おむつを、家では布おむつをなど、場面別での使い分けも便利。

また、父親の育児参加を考えて、パパが面倒を見るときには取替えが簡単な紙おむつを使うなど、使う人の事情に合わせて選ぶのも大事ですね。そうすることでパパの子育ての不安も減り、父親としての意識が育っていきます。また、夜はゆっくりと休むため、紙おむつの吸収力を活用して就寝時のおむつは紙おむつにするのもおすすめです。

子育てはみんなでするもの。ママだけの負担にせず、よりママが笑顔で子育てができるサポートとして、紙おむつを活用してみてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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