乳児育児/ベビーサイン

ベビーサイン、赤ちゃんと手で会話!(4ページ目)

「育児を少しラクにするコミュニケーションツール」第2回はベビーサイン。アメリカで始まったベビー(赤ちゃん)のサインを日本で広めた、日本ベビーサイン協会理事長の吉中みちる先生に伺いました。

執筆者:松原 美里

ベビーサインの数は無限大!

おいしいのサイン
子どもらしいかわいらしさの「おいしい」のサイン
ガイド:
ベビーサインというのは何個くらいあるのですか?

吉中先生:
サインは言語なので、無限大にありますね。個人差はありますが、赤ちゃんは通常60~70のサインを使いこなせるようになりますよ。特に「ミルク」「もっと」「おしまい」などのサインは育児に役立つと思います。よく使うベビーサインは当協会サイトでも紹介していますので、ぜひ確認してみてくださいね。

ベビーサインの影響で言葉が遅くなったりするのでは?

ガイド:
ベビーサインをよく知らない人からは、ベビーサインを教えることで逆に言葉が出るのが遅れるのではないかと聞かれるのですが……。

吉中先生:
そういう質問は私もよく受けます。でもそれは実は誤解なんですよ。ベビーサインは手だけの会話ではなく、言葉の語りかけと同時に行うので、話し言葉への悪影響はありません。逆に、赤ちゃんのうちからコミュニケーションの楽しみを知っているので、話し言葉に好影響があったり、語彙が豊富になるといった研究結果もあるんです。

2人の子どもをベビーサインで育てた私の経験では、対人関係に積極的な子どもに育ち、目を見て会話ができたり、いい影響ばかりでした。今も結構おしゃべりなんですよ(笑)。自分の言いたいことがわかってもらえた経験が、自信につながったんだと思います。

>>いつから始めたらいいの? レッスンのメリットって?>>
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