

この映画公開を機に、ゲバラのTシャツが、かの有名な写真を撮った「写真家の公認」も受け、それも「一番思い入れのある人」の手によって復活したことは、なにより嬉しいことです。
Tシャツに愛情をこめて「シングル」を発表しつづける、マーズ16の北山友之さんから、こんなメールがとどいて、思わず小躍りしてしまいました。
学生時代に個人的にゲバラを敬愛し、Tシャツを作っていた北山さんのところに、ある日Tシャツ製作の話が舞い込んだそうです。まさに「求めよ。さらば....」Tシャツ屋冥利につきましょう。
(かつて、敬愛するジョンレノンのTシャツをデザインするという、私の生涯にとって最高の経験が、突然飛び込んできた日のことを思い出してしまいました。)
願いは強く思い続ければ...いつかは...。
▼▼▼▼▼ 北山さんのメールより
久米さん
ご無沙汰しております、マーズ16北山です。(中略)
近況なんですが、前にお話していた通り、映画モノとゲームものがどんどん増えてきたということで、ますますこだわりとコンセプトを明確になってきました。
その中でも僕にとって嬉しかったのは、僕等の17thSingleに当たる『チェ・ゲバラ』です。
ゲバラという素材を僕がやらせてもらえるなんて、夢にも思っていませんでしたし、ゲバラTを個人的に作って満足していた学生時代には、思いもよらなかったことでした。
久米さんは、ゲバラに関して複雑な著作権が絡んでいることは、既にご存知かと思います。僕等がTシャツで使わせていただいたあの写真はアルベルト・コルダという写真家の著作物で、これまで、様々なブランドが無許可で作製したものを販売し、裁判にかけられて罰金を支払っています。(つまり敗訴してるということですね)。
以降ゲバラはTシャツ界のタブーとなり裏原宿や、ショッピングモールからも姿を消してしまうことになってしまったわけです。
今回の僕等のTシャツの場合はまず、『チェ・ゲバラ』というドキュメント映画が日本で公開されることを記念して、配給会社から作ってくれないか?と依頼されたのがきっかけでした。
やった!と思いながら作製していたのですが、実はこの話には続きがありまして、販売物に関して配給会社は許可を取っていなかったのです。
事実が発覚して、どうしよう…作っちゃったやん、となっていたのですが、その時、キューバの日本機関として動いているジャン・コーポレーションがきちんとコルダの権利関係を正してくれまして、販売を正規で行うことができるようになったわけです。
さらに、ジャン・コーポレーションさんはキューバで実際販売されている現地のゲバラTシャツも僕等に提供してくれまして、今まで見たことのない、ゲバラを多数拝見・販売することもできました。
http://www.mars16.com/shopping/cuba/index.html
(後略)
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株式会社マーズ・シックスティーン
代表取締役社長
北山 友之
http://www.mars16.com
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1日1枚北山が絶対名盤!というCDをご紹介するWEB
「Lessの空間」(現在名盤が100枚を突破!)
http://www.kanshin.com/index.php3?mode=home&id=2147
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