■長野五輪ではカウントダウンTがお宝に
ソルトレーク2002公式サイトを見ていて不思議だったのは、カウントダウングッズが見つけられなかったこと。
昨今は、「五輪開催まであと何日」という気分を盛り上げるために、カウントダウンイベントがお約束なのに....
長野五輪では、藤井フミヤ氏、石井竜也氏、立花ハジメ氏など、ちょっとMACなミュージシャンがデザインした「カウントダウンTシャツ」が話題でした。500日前から1日1枚ずつオークションにかけられて高値取引されていましたね。
誰が、最後の「あと1日」Tシャツをデザインしたかを覆面にしたこともあって(正解は故池田満寿夫画伯です)かなり盛り上がったことを懐かしく思い出します。
当然、私もオークションに参加したのですが、10万円を超えたりすることもあって、ついに落札できずに涙を飲みました。
このTシャツを見たい人は、長野オリンピック記念館に飾られているので、チェックしてみてください。おそらく、日本Tシャツ史上で、1枚あたりの価格が一番高かったTシャツ群であります。
■カウントダウンTなど「お宝五輪T」のトレード価値は?
ebayやYahooオークションで検索してみればわかるのですが...意外にも高額なお宝五輪Tの取引はありません。本国でも、既にオフィシャルTが「額面割れ」で取引されていたりします。
五輪グッズのトレードで盛り上がるのは、なんといっても記念のピンの数々。トレード会社や個人事業者のサイトはいくらでも見つかるはずです。例えば、pinfever.comなるサイトを見ると、ソルトレイク関係のピンも、既にプロダクト数など明記された上でトレードがはじまっていることがわかります。(秀逸なデザインも多いので、これをTシャツにすればいいのに)
そんなピン売買サイトの片すみに、ひっそりとTシャツが販売されていたりしますが....いわゆるお宝Tではない「ピンのおまけ」の類。
数多く見つけられるカウントダウン・ピンこそ見つけられても、カウントダウンTシャツの類が売買されることはないでしょう。
なにしろ、大量に大量に作られるお土産的公式Tと、世の中に1枚しかない鑑定書つきカウントダウンTの間には...GAPがありすぎますよね。
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カウントダウンT以外にお宝Tがあるとしたら、やはり著名人気メダリストのサインが入っていないことにはハジマラないでしょう。
それも、会場で誰でも買えるような大量生産Tシャツではなく、選手に支給される非売品の類だったら最高です。フツーは未着用がありがたいのですが、選手が着ていて、写真などでウラが取れるならそれも良し。
選手は、伸び盛りで次のオリンピックでも活躍してくれれば最高。
できれば人気競技の複数選手のサインがそろえばありがたい。例えば、長野五輪ジャンプ金の4選手のサイン入りTシャツなんてあれば価値が上がるのがコレクターの世界。
鑑定書がわりに写真とサインがあると、価値が上がるでしょう。
でもどうやって手に入れる???
その早道は、これはと思われる選手の後援会に入ることでしょう。
長野オリンピック記念館
http://www.nagano-mwave.co.jp/japanese/museum.html
ソルトレーク五輪のピン
http://www.pinfever.com/slcolympicpin1.html