ラスベガスのショー・エンターテインメント(6ページ目)

有料のショー第2位　カー

こちらも、シルク・ド・ソレイユのハイテクを駆使したショー。少年と少女が旅をするストーリーですが、ビジュアルで見せているため、英語力は全く必要ありません。ところどころ、会話のシーンがありますが、話されているのは英悟でも何語でもない、まさにカーオリジナル語。観客1人1人が目の前で起こっている物をしっかりと見て、ストーリーを感じればいいと言うことのようです。

この舞台は、仕掛けと装置が非常にダイナミック。ステージが斜めになったり、斜めのまま回転したり、さらには垂直になったりしています。次から次へと角度を変えるステージ。その上で驚異的なパフォーマンスを繰り広げるアーティストたち。息つく暇もありません。コスチュームやメイクがアジアンテイストで、歌舞伎チックなのも注目。“外国人が想像するアジア”みたいな世界観もあるので、そんなところに注目して見るのも面白いかもしれません。

＜DATA＞
■KA（カー）
場所：MGM グランド
開催日：火～土曜日
時間：19:00 / 21:30　　
チケット：69ドル / 99ドル /125ドル / 150ドル
※祝日などは、ショー時間の変更や料金がアップすることがあります。

有料のショー第1位　オー

シルク・ド・ソレイユの水のショー、オー。誰かに「ラスベガスでショーを見たいんだけど、何がいい？」と聞かれると、ガイドは必ずこれをおすすめします。シルク・ド・ソレイユの舞台は、人間の可能性を見せてくれます。

「水」ですから、Oの舞台はプール。そのプールの床が上下し、人が潜ったり飛び込んだりできるプールになったり、人が歩くことができるステージになったりするのです。天井付近でアクロバティックな演技をしていた人がそのままプールに飛び込んだかと思うと、次の瞬間、そのプールの表面を駆け抜ける人がいる……。しなやかで、且つ力強い人間の動きと、優雅に飛びまわる水の動きがミックスし、不思議な世界を作り出しています。初めて見ると、あまりのすごさに状況が理解できず、初めから終わりまで、「なぜ？ どうして？ どうなってるの？」と、疑問ばかりが頭中を駆け巡っていきます。

おすすめの席は中央の4～10列目。そんなに大きくない会場ですので、どこの席でも比較的よく見えますが、11列目以降の真ん中の席か、8番目ぐらいの端の席が空いている場合は、前者の方がベターです。

＜DATA＞
■O（オー）
場所：べラージオ
開催日：水～日曜
時間：19:00 / 22:30（2009年12月23日以降は2回目が22:00スタート）
チケット：93.5ドル/99ドル/125ドル/150ドル
※祝日などは、ショー時間の変更や料金がアップすることがあります。