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机の上に置きたくなるテープディスペンサー

仕事で何かと使うことの多いテープ。でもテープディスペンサーと言うと、ちょっと大きすぎて重々しいものばかり。今回は、あまり場所をとらず、机においてさまになるものをご紹介します。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

テープディスペンサー
コンパクトでデザインのよい
テープディスペンサー

テープディスペンサーと言うと、ドシリとしたいかにも重そうで、机の上から一歩たりとも動きませんといわんばかりのものが多い。

会社の机の上を見てみれば、すでにパソコンや電話、たくさんの書類などが山済みされていて、そうした大きなテープディスペンサーを置けるスペースはほとんどないと言う方がほとんどではないだろうか。

今回は、そうした限られたスペースしかない机であっても気軽に置けるコンパクトさと、ぜひとも机に置きたくなってしまう素敵なデザインを併せ持ったテープディスペンサーを2つご紹介したい。


まるで、カタツムリのようなスタイル

ブロバー社 フィックスオン
ブロバー社 フィックスオン

ドイツ ブロバー社の「フィックスオン」。カタツムリを思わせる流れるようなデザインは、ドイツのデザイン賞も受賞している実力派。
ご丁寧にちゃんと足がついているので、机の上で行儀良く立てることができるし、見るからに清涼感あふれるスケルトンボディは引き出しにしまいっぱなしにせずに、机の上の常に見えるところに置いて、眺めていたくなる素敵なデザインだ。

ブロバー社 フィックスオンブロバー社 フィックスオン
片手で握れるコンパクトさ
テープカッターが下側に付いている

こんなユニークなフォルムからは想像できないくらい、実用性はとても高い。それは、長さの決まったものにきっちりと貼ることができるというもの。

ふつうのテープディスペンサーでは、テープをビーッと引き伸ばして、これくらいかなというところでビリッと切る。この方式だと、封筒の封にテープを貼る時など、いざ貼ってみようとすると短かったり、はたまたちょっと長すぎたりと、ピタリと長さを合わせるのが結構難しい。

でも、このフィックスオンなら大丈夫。
その秘密は、「貼ってから切る」というもの。

まず、フィックスオンを手に持って、テープのはじを紙に貼り付けてしまう。その貼り付けたテープを指先で抑えたまま、フィックスオン本体を移動しながらテープを貼っていく。そして、貼るべき最後まできたら、先端についているカッターを使って切り取る。ちょうど、修正テープの使い方をイメージしていただくとわかりやすいと思う。 

ブロバー社 フィックスオンブロバー社 フィックスオン
テープの端をまず貼って、切らずにそのまま引っ張る
ちょうど良いところまできたら、先端のカッターを使って切り取る

これまでの切ってから貼るというものではなく、その逆で貼ってから切るので、テープを無駄にすることなく、ピタリと貼れるという訳だ。

もちろん、ふつうのテープディスペンサーのように、切ってから貼ることだってできてしまう。

ちなみに、市販の無色透明のセロテープ(幅19cm×長さ35m以内)を入れることもできるので、いろんな使い方ができそうだ。

ブロバー社 フィックスオンブロバー社 フィックスオン
色々なカラーのテープを
楽しむこともできる
市販のセロファンテープを
入れることもできる


>>次のページでは、「このテープのちょっと変わった使い方」をご紹介
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