髭剃りでカミソリ負け……出血したら一日中ストレス
朝、髭を剃っている時、電気シェーバーやカミソリで吹き出物を切り落としてしまったり、また、ちょっとした弾みで手が滑り皮膚を傷つけ、血が止まらなくなってしまった経験は男ならば誰でもあると思います。そんな時、傷の痛さはとても不快なものですが、それ以上にストレスを感じるのは、時間の余裕のない朝の出勤前に切り傷からの血がなかなか止まらないことでしょう。タオルで拭いてもティッシュペーパーで押さえても血はどんどん出てくるばかりでなかなか止まらない。でも、もう仕事に行かなきゃ間に合わない。特に、顎や唇を傷つけようものなら大変です。しばらくは血を止めることはできません。ではどうしたらよいのでしょうか。
<目次>
髭剃りで血が出た時の簡単な止血方法とは?
髭剃りに失敗し出血が止まらない時、皆さんはどのような方法で血止めの応急処置をしていますか?絆創膏を貼る?ドライヤーで乾かす?ティッシュペーパーを顔に貼り付け、そのまま電車に乗って出勤?会社に到着するまでにはようやく出血は止まるものの、鏡をみると顔に傷跡が赤黒く残っていますよね。そんな日は一日中、何とも言えない冴えない気分で過ごさなくてはならないものです。そこで今回は、髭剃りでうっかり切り傷を負った時に血を止める方法をご紹介しましょう。髭剃りの出血には蒸しタオルとオロナイン
まずは、切り傷をお湯で濡らした蒸しタオル(時間に余裕があれば濡れたタオルを電子レンジに30秒から40秒入れて蒸しタオルを作ります)で押さえます。それだけで血が止まる場合もあります。その後、皆さんご存知のオロナイン液及びオロナイン軟膏を傷口につけます。オロナイン液の場合、脱脂綿にオロナイン液を浸し、傷口を塞ぐように押さえます。オロナインは殺菌消毒をするだけでなく止血作用や鎮痛作用のある成分も配合されており、髭剃りによる出血を抑えることができるのです。髭剃りでの出血を止めるアイテム:スティプテック・ペン
ちなみに、アメリカでよく使用されている髭剃りによる出血止めのアイテムもご紹介しておきましょう。アメリカにはスティプテック・ペンという血止め剤があります。ペンの形をした固形のスティック(棒)で、その先を傷口に当てるとあっという間に血が止まってしまう優れモノです。このスティプテック・ペン、アメリカではドラッグストアなどで販売されています。カミソリ負けを防ぐにはシェービングとスキンケアを見直そう
毎日、髭を剃った後、顔が血だらけになるという人は、シェービングとスキンケアの方法を見直したほうがよいかもしれません。電気シェーバーやカミソリの刃が古くなっていないか、髭剃り前に十分、髭を柔らかくし、毛穴を開かせているか、電気シェーバーやカミソリを滑らす方向は正しいか、適切なシェービング剤を使用しているかなどをチェックしてみましょう。さらに、洗顔などのスキンケアを怠り、顔を肌表面が凸凹となっていると、電気シェーバーやカミソリの滑りが悪く傷を作ってしまう原因にもなります。しかし、たまに髭剃りに失敗し、急いで血を止めたい場合には、蒸しタオルとオロナインで十分対応できると思います。
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