バッグの栄養と補色にはこれです
コロニル ディアマントのブラック。無色は万能ですが、色褪せてきたらブラックやブラウンで補色を。黒い箱はハガティ シルバー ポリッシュ100mlです。磨き目がつきにくいので重宝しています。すべて私物。 |
革製のバッグのお手入れ方法は、革質にもよりますが、「コロニル ディアマント」が有効です。
靴ガイドの飯野さんによると、ブッテーロなどのオイルを含んだ革の場合、汚れたら軽く水拭きして、乾燥後に乾拭きすればOKのようです。ここでは通常のカーフなどのバッグや革小物のお手入れ法と考えてください。
ディアマントは成分に有機溶剤を使っていないので、小さな子供のいる家庭でも安心だと思います。それでも換気はしてくださいね。
これまでカラーレス(無色)を使っていたのですが、黒革の色が抜けて、だんだんと白っぽくなってきたので、ブラックを使ってみたところ見違えるようになりました。補色にもいいようです。他にブラウン系も販売しているので、そちらもおすすめです。
ディアマントの特徴は光沢が出ること、撥水性があること、塗布した後にほとんどベトつき感がないということです。光沢は好みの分かれるところですが、ベトつき感がないのはバッグや小物にはメリットです。
お手入れ法は簡単で、柔らかなの布に少量取って、革製品に円を描くように軽くつけていき、汚れていない布で拭き取ればOK。ブラックやブラウンは無色より念入りに抜き取ってください。
シルバーといえばハガティ社
シルバー磨きの定番ブランドといえばオランダのハガティですが、とくにおすすめなのが「ハガティ シルバー ポリッシュ」100mlです。1本目を完全に使いきって現在2本目! とろ~んとした濃いピンク色の液体を、柔らかい布につけて磨くのですが、磨き傷が残らずシルバー製品にも優しいようです。
細かなデザインのシルバー製品の場合は、隙間にピンク色の粉が残りますが、純毛歯ブラシなどで掃えば落ちます。直接肌に触れるシルバーリングは水道水で洗って、ドライヤーで乾かしてから使っています。
余談ですがステンレスや真鍮、プラチナには「ハカディ100オール メタル ポリッシュ」を使っています。真鍮などは本当にピカピカになりますが、臭いがきついので、対象物限定です(笑)。
腕時計のメンテナンスにはこれです
意外と便利なのがブロワーです。ラグ付近はこれでシュッシュッします。純毛歯ブラシは細かなところの埃を除去できます。表面の汚れはTORAYのトレシーや使い捨てのレンズ拭きが便利です。包んで収納するときだけセーム革を使っています。すべて私物。 |
腕時計は外したらすぐにお手入れです。昔はセーム革(鹿革)で汚れを拭いていたのですが、実際に使ってみると肉厚で意外と不便です。
で、いろいろ試してたどり着いた方法がこちらです。まずカメラレンズ用のブロワーで裏表の埃を吹き飛ばします。続いて純毛歯ブラシ(軟毛歯ブラシ)で細かにところの埃をかき出します。そしてまたブロワーです。ちなみにこの歯ブラシは毛足が柔らかいので、シャツの襟と袖口の汚れ落しにも使えます。
その後にTORAYのトレシーや使い捨てのレンズ拭きで汚れを拭き取ります。これで完成です。最近のブランドものの腕時計は高額なので、このくらいのお手入れをしてあげてもいいかと思います。そうすることで長く使えるだけでなく、愛着も増しますから。