スーツ・ジャケット/ネクタイ

サルトリア スペランザ、黒のネクタイ

イタリアのネクタイもいいですが、国産ブランドも負けていません。Sartoria Speranza(サルトリア スペランザ)は生地から縫製までこだわったファクトリーブランドで、最近のお気に入り。本当におすすめです。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

織りから縫製までこだわるネクタイブランド


Sartoria Speranza
Sartoria Speranza(サルトリア スペランザ)のSax Labelのネクタイ 価格12,600円

60本ほど持っていたネクタイをここ数年で半分ほどに減らしました。本当に気に入っているネクタイのみを残したわけです。

それと並行して新たにいいものがあれば買い足すといったスタイルを続けていて、今回紹介するSartoria Speranza(サルトリア スペランザ)がその最新のネクタイになります。

このブランドは、ファクトリーブランドである強みを生かして、生地の織りから縫製まで徹底してこだわりぬいた純国産品で、サイトから注文して受注生産で購入することができます。

イタリア語で「希望の仕立て屋」を意味するSartoria Speranzaは以下の3つのラインを展開しています。

Sax Label・・・プレステージモデル スペシャリティライン
特徴・・・裏地が共地、深折込仕様、ミニ本閂(かんぬき)、フルハンドオールドスタイル。

Navy Label・・・トレンドモデル ハイクオリティライン
特徴・・・シルク裏地、深折込仕様、花閂(かんぬき)、ハンドメイド。

White Label・・・エントリーモデル ベーシックライン
特徴・・・深折込仕様、花閂(かんぬき)、マシンメイド。

Sartoria Speranza
「リッチブラックシリーズF」という名のとおり、黒のシルク地にゴールド系の小紋を配した贅沢な逸品です。

ここで言うハンドメイドとは各パーツ(大剣、小剣、中ハギ)をつなぎ合わせた後に裏地を付け、芯地を入れ、大剣先から小剣まで絎(く)け縫いで仕上げる縫い方のことです。

また、よくある量産品の生地の裁断は、生地を重ねてプレス裁断を行いますが、Sartoria Speranzaは職人の手によって正バイアスで断っています。その後、正バイアスの生地にシワが入らないに熟練した職人が手で縫い上げていきます。

手縫いにこだわることで、生地に遊びが生まれ、復元力も増すそうです。とうぜん時間もかかり日産20本~30本くらいしか仕上げることができません。

次のページは、「モード系スーツにも似合う、Sax Labelの1本」です
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