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軽涼! 夏用ジャケット&スーツ特集

梅雨の季節から夏の装いの準備を! おすすめはシャツ地を使ったアルデックスのジャケットと、涼しく、シワになりにくいテーラー アスコットのクール・トリッパーのスーツ。今からオーダーすれば夏日に間に合うよ。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

シャツ地で作った快適なサマージャケット


アルデックス
トーマス・メイソンの高級なシャツ地を使った涼しげなジャケット。化繊混とは違った風合いが楽しめます。

アメカジ、プレッピーブームの影響から、ここ数年注目されているのがシアサッカーやコードレーンのジャケットだ。

今夏、アルデックスが提案するのはもっと軽やかなシャツジャケット(ジャッカ・カミーチャ)。名前からわかるようにシャツ地を使ったジャケットである。

使用しているシャツの生地はトーマス・メイソン100番双糸のコットン100%で、ブロードクロスとオックスフォードを用意。

アルデックス
着用しているのはストライプのジャケット。上の写真の柄です。数回着用すると、袖のあたりにシワができてしまうが、それもまた魅力のひとつ。シャツはロイヤルオックスのボタンダウン、ボトムはジーンズです。

ちなみにボクが着用しているジャケットはブロードクロスのストライプで、トルソーが着ているのがオックスフォード。

ジーンズやチノパンに合わせてもいいし、ライトグレーのサマーウールのパンツにも相性がいい。足元はスニーカーやローファーがぴったり。

生地ブランドの説明をしておくと、トーマス・メイソンはもともとイギリスのブランドなのだが、現在はイタリア製。

けっこうハリのあるしっかりした生地が特徴で、昔からとても人気があるブランドなのだ。

アルデックス
こちらはオックスフォードの無地を使ったタイプ。ライトブルーが涼感を呼ぶ。

実際にジャケットを着てみるととにかく軽い。裏地は背抜きになっていて、肩にはごく薄いパッドというか、芯地のようなものが入っているだけ。

一見作りは簡単なようだが、アルデックスらしく要所しっかりおさえた丁寧な作りで、きれいなシルエットとストレスを感じさせない着心地はさすが。

巷にあふれているアメリカントラッドのそれとは違った、大人のためのシャツジャケットといえる。

こちらは既製品ではなくパターンオーダーなので、サイズに合ったものが出来上がってくる。つまりコットンジャケットでもだらしない印象を与えないということ。

気になるのは汚れだが、自宅で手洗いすることもできるらしい。といっても洗濯機は駄目で、押し洗い程度なら可能とのこと。

また、化繊が入っていないため、シャツ同様にシワになりやすいが、自然なシワ=風合いと思えばあまり気にならない。この夏おすすめのジャケットだ。

●シャツジャケット(ジャッカ・カミーチャ) 価格 69,000円(税込)
トーマス・メイソンの生地11柄を用意。
納期 約3週間

他にナポリの老舗カチョッポリの生地を使ったモデルもある。
価格 79,000円、89,000円(税込)

商品のお問い合わせ先
アルデックス東京店
東京都港区西麻布4-11-30 小針ビル6F
TEL 03-3498-0082
okumura@aldex.co.jp
営業時間 AM 10:00~PM 6:00
定休日 月曜日
予約制
※納品などで外出している場合があるので、一度電話してから来店すること。

豊橋ショールーム
愛知県豊橋市菰口町2-60
TEL 0532-32-5138
shop@aldex.co.jp
営業時間 AM 10:00~PM 6:30
定休日 火曜日
http://www.aldex.co.jp/


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