3回目の訪問 2回目の仮縫い
2回目の仮縫いの風景。 |
最初の仮縫いからしばらくして、2回目の仮縫い(中縫い)を行った。1回目の仮縫いに比べると、ほとんどスーツの形になっているので、出来上がりを予想しやすい。
今回はジャケットのヒップまわりの修正と、肩の動き、首まわりのフィッティングの修正を行った。上衿を一度外してフィッティング具合を確認していく・・・。
とうぜんだが最初の仮縫いよりも完成度を高めていくのが2回目の仮縫いの目的である。
ちなみに羊屋の仮縫いは2回と決まっているわけではなく、必要なら何度だって仮縫いするそうだ。
左が当日着ていた既製品、右が1回目の仮縫いのときのスーツ。既製品に比べると背中に縦のシワが入り、袖の形状も立体的だ。同じハンガーで吊るしてこれだけの違いがでる。 |
凄いなと思ったのは、今回もオーナーの西口さんと、中野さん、石川さんが立ち会って面倒を見てくれたこと。
お店としては当たり前のことかもしれないが、3人の視線があるとやはり安心感がある。
まだ直すところがあるの? と思ってしまうほど、この段階で着ていて楽なのだが、「こうしたほうがいい」とか「ああしたほうがいい」など、さらに理想のスーツに近づけてくれた。
次のページは、「4回目の訪問 試着して受け取り」です