スーツ・ジャケット/スーツ・ドレスビジネス

SAVOYのスーツ完成しました!

SAVOY Dressmakerのスーツが完成しました! けっして色褪せない、ながく着られそうなデザインのスーツで、生地も落ち着いたものを選びました。ベーシックなスーツの基準になると思います。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

SAVOY Dressmakerのスーツ完成


SAVOY Dressmaker
SAVOY Dressmakerのパターンオーダーでお願いしていたスーツが完成! ウエストのシェイプと、裾にかけてのフレアーなラインが魅力ですね。英国のデッドストック生地を使ったので、12万8000円+TAX=13万4400円でした。


以前紹介したことのあるSAVOY Dressmakerを覚えている方もいるだろう。先月末に注文していたスーツが出来上がってきた。

お願いしていたのは、オーダーといってもゲージ(サンプル)を着て補正するパターンオーダーなのだが、縫製は工場生産ではなく仕立て職人さんの手によるもの。価格のわりにグレードが高いといって間違いない。

今回オーダーしたスーツのベースとなるサンプルは、1920年代のモデルをモダナイズしたもの。ブランドのオーナーである沖坂秀樹氏と話し合ってウエストをより絞ってもらった。

高いウエスト位置から裾にかけてフレアーに流れるラインはエレガントそのもの。ちなみに今回のパターンは細腹を採用している。

SAVOY Dressmaker
背中のラインもグラマラスでいい感じです。ベントは深いセンターベント仕様。
ベントはサイドではなく深めのセンターベント。ショルダーは英国らしい袖高で、着用感は脇の下~脇腹にかけてピタッとくる感じで、フロントボタンを留めると美しいラインが生まれる。

随所にクラシックなディテールを残しつつ、全体的には今着ても違和感のないモダンな雰囲気に仕上がっている。

ボクは中肉中背なのだが、背が高く見える気がする。太り気味の人ならなおさらスマートに見えると思う。

生地は通常のバンチ(生地見本)から選ぶこともできるが、今回は英国のデッドストックの生地のなかから選んだ。織柄は細かなヘリンボーンで、色はチャコールグレーのような落ち着いたグレー。

イギリスの匂いを漂わすベーシックな形ということ。秋から春までの3シーズン着られる生地ということで、汎用性の高い一着となった。


次のページは、「銀座にアトリエがオープン」です
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます