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グレンロイヤル代表ピーター氏を徹底取材!

最上質のブライドル・レザーを使った革製品で人気のグレンロイヤル。同社の代表取締役ピーター・W・パッティソン氏をインタビューしました! 製品のことよりプライベートなことばかり質問しています(笑)。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

ピーター・W・パッティソン氏
グレンロイヤル代表取締役であるピーター・W・パッティソン氏。
英国鞄や革小物好きから圧倒的な支持を得ているグレンロイヤル

1979年にスコットランド中西部エア・シャーで設立したブランドで、ブライドル・レザーを使った製品は耐久性があって、質実剛健です。

このブランドの代表取締役であるピーター・W・パッティソン氏が昨年12月に来日した際、幸運にも取材することができました。

まあ、こんな機会はめったにないので、ブランドのことよりも? 彼自身の趣味とか考え方を聞いてみようと思い、あれこれ質問してみました。


趣味は何ですか?


ピーター/クレー射撃と絵を描くこと。油絵は自分で風景写真を撮ってきて、それをもとに描いています。

絵具が乾くのに時間がかかるため4枚並行して描いていて、1枚目は太い筆を使って、2枚目はナイフで、残りはそのミックスです(笑)。

グレンロイヤルの革小物
飽きることのないブラックのブライドル・レザーの小物。右の光沢のあるタイプはパテントコレクション。
倉野/絵の学校とか行ってらっしゃったのですか?

ピーター/ええ、グラスゴー美術学校(THE GLASGOW SCHOOL OF ART)で4年間学びました。

2年間は油絵とかデッサン、彫刻、焼き物など基礎的なことを学び、残りの2年間はプロダクトデザインを専攻しました。

倉野 心の声/えっ! その学校はボクが一番好きな建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュが出たとこでしょ。ていうか一番憧れの学校ですよ。羨ましいなあ~。

そういえばウィリアム・モリスに憧れて煉瓦職人になろうとしたこともあったなあ~。

倉野/チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868~1928)が夜間通って勉強したところですよね?

ピーター/そうです、そうです。彼のプランがコンペティションで採用され、美術学校の建物だけでなく椅子や机、ドアまで総合的にデザインしているんです。

それに南の大窓から入る光など美大生だった私にとって大変使いやすく、常にインスピレーションを刺激される場所でした。

卒業してから仕事も忙しく、家庭もあったので絵を描く時間がありませんでした。

最近久しぶりに描き始めて、リラックスする時間が作れるようになりました。仕事のことも忘れて楽しいですよ(笑)。


好きな建築家とかいらっしゃるのですか?


グレンロイヤルの革小物
ブライドル・レザーでも、こんなオレンジやグリーンの革小物もあります。プレゼントにいいかも。
ピーター/ル・コルビュジェは好きですね。ご存知のように「住宅は住むための機械」という考え方を提唱した建築家で、内側から家を考えるという思想です。住む人を中心に設計を考えた人ですね。

プロダクト的な動きでいうとバウハウスも好きです。シンプルで美しいラインをもった製品は面白いです。

倉野 心の声/ル・コルビュジェの家で一番好きなのはカップ・マルタンにある休暇小屋かな。

とても簡素で温もりがあって好きです。とくに洗面台がかっこいい。雑誌の切り抜きをファイルしてます!

バウハウスか、なるほど。ピーターさんはセンスがあるなあ・・・。でもボクはウィーン工房のほうが好きかも。

1993年に伊勢丹美術館で開催された「ヨーロッパ・アール・ヌーボー」展は感激したな~。ちょっと聞いてみようかな。ウィーン工房って英語でなんていうのかな??? うっ、質問したいけどできない・・・・。

倉野/・・・・・・。

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