彼らの多くはコンサバティブというか、ベーシックな着こなしが土台になっていて、そこから年月をかけて独自のスタイルを確立していったような気がします。
やっぱり「基本が大切なんだ」とあらためて思いました。
ニット・タイをもっと活用しましょう
ニット・タイは価格も手頃で、しかも1年中できます。コストパフォーマンスの高いネクタイですね。素材はシルクが主流ですが、この季節ならウールもあります。私物。 |
ニット・タイはどちらかというとアメリカン・トラディショナルのイメージが強いですが、世界共通の定番アイテムということです。
巷に出回っているものの多くはシルク製で、秋冬に限ってはウールものも出ます。柄は無地と縞がありますが、一番役立つのは無地。シルク製の場合は1年を通して着用可能です。
最近はカラーバリエーションも豊富になって、綺麗なものがずいぶんと増えてきました。何本か色違いを揃えておくとコーディネートの際に助かります。
シャツはボタンダウンでもワイドスプレッド・カラーでもOK。オックスフォードはもちろん、ピンオックス、ブロードクロスの生地にもバッチリです。オックスフォードだとアメリカン・トラッドの雰囲気ですね。
たとえば柄物のスーツやジャケットを着たとき、ストライプや小紋柄ではどうもウルサくてまとまらないという経験がありますよね。そんなときに無地のニット・タイは役立ちます。
ツイードのジャケットにはウール素材のニット・タイがよくマッチします。私物。 |
さらに最近、ブラウンとウールのボルドーが加わり充実しました。次に欲しいのは、茶系のツイード・ジャケットと相性のいい深みのあるグリーンですね。
なかでもマスタードとボルドー、ブラウンの出番が多く、ジャケット&パンツスタイルのときによく合わせます。個人的にはしませんが、スーツに合わせてもおかしくないです。
ニット・タイはここ数年売れているので、有名百貨店のネクタイ売り場でも扱っていますし、東京近郊にお住まいの方なら、渋谷のテーラー・ケイドに行けばショップオリジナルのものが手に入ります。
[関連リンク]
▼あなたのセンス、間違ってません? 流行に左右されない王道センス! の記事ならこちら。