シャツ職人が手掛けるオリジナル パンツ
GINZAナカヤの店内はけっこう明るく入りやすい。入口のすぐのところにセパレート パンツがずらりと並んでいる。 |
昔からの呼称なので現在でもこう呼んでいるのだが、デザインはいわゆるボクサー型のコットントランクスである。
こちらはオーダーではなく既製品だが、このトランクスも歴史があり、昭和25年~27年頃には製造販売していたという。
現在でこそシャツ屋がトランクスを作ったりしているが、その先駆けはナカヤだったのだ。
セパレート パンツの棚は各サイズごとに分けられている。 |
しかしこのトランクスには80番~140番双糸の高級シャツ地が使われている。
番手表示されているわけではないが、ストライプやチェック、無地などの柄に加え、ブロードクロスやオックスフォードなどが揃う。
かなりバリエーションが豊富だ。ただし1点ものしかなかったりするので、気に入ったデザインのものは即購入したほうがいい。 |
それがかえって選ぶ楽しさにつながったりするから不思議である。
このように高級シャツ地を使っているというのも魅力だが、縫製がナカヤのオーダーシャツと同じ職人によると聞けば、さらにお買い得という気がしてくる。
もちろん既製品には違いないが、高級シャツ地とシャツ職人の手仕事というなんとも贅沢なトランクスなのだ。