ロケット カフリンクスと、ロケット リング
デザイナーのピエール ラジェ氏。歴史が好きなとっても紳士的な方でした。デザインの源泉も、歴史好きということと関係があるのかもしれませんね。 |
もともとピエール氏は時計の革ベルトで有名な方で、あのダンヒルで扱われていたビスポークの時計ベルトといえば、ご存知の方も多いのでは。
18Kイエローゴールドのロケット カフリンクス。なかに写真を入れられるようになっている。左右ともに開けられます。 |
このロケット(locket)というのは、小型の写真などを入れて、首飾りや時計の鎖に付けておくもので、その昔は大切なジュエリーのこともこう呼んでいたようだ。
さて、ふつうロケットというといかにも「写真が入ります」といったデザインが多いが、このカフリンクスとリングはどこに写真が入るのか見た目にはわからない。
18Kホワイトゴールドのロケット リング。これが閉じた状態です。 |
デザインはピエール氏が行っているが、製作は大変技術力の高い職人が担当しているのだ。
中に入れる写真は自分でカットして入れてもいいのだが、写真を持参すれば防水加工を施してくれる。これで高温多湿の日本でも大丈夫というわけ。
18Kホワイトゴールドのロケット リング。スライドさせるとこのように写真入れが出てくるという仕組み。実際に指先でやってみると、けっこう職人技に感動しちゃいます! |
シグネチャーとはサインのこと、シールとは紋章のことだ。ヨーロッパの貴族たちが小指にはめて、手紙の封蝋にギュッと圧したりするあのリングですね。本来ならば、われわれ庶民には縁のないリングなのだ(笑)。
この専用のオーダーシートのなかから、モノグラムや紋章を選ぶことができる。2文字までは無料で、それ以上は別途料金がかかる。難しくなるほど価格が上がるというわけだ。もちろん機械彫りではなく、職人の手によるエングレービング。 |
2文字までなら無料だが、凝った図案になればなるほど彫り代が加算される。まあ、ハンドだから当然ですね。
図案は専用のオーダーシートがあるので、基本的にはこのなかから選択するとよい。
18Kホワイトゴールド、18Kイエローゴールドともにホールマークが刻印されている。 |
写真では見えにくいがホールマークがしっかり刻印されている。ちょっとした贅沢な気分を味わえる大人のためのアクセサリーである。
Laget Pierre(ラジェ ピエール)のロゴ。どこか中世の貴族を彷彿させるデザインだ。 |
『ロケット リング』 9万5000円(税込み)
18Kイエローゴールド、18Kホワイトゴールド、18Kピンクゴールド
納期 約2カ月
【商品のお問い合わせ先】
pierreplaget@yahoo.co.jp