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吉田スーツが手掛ける1930年代リゾートスタイル 盛夏に装うパーム スプリングス

毎回興味深いスーツを提案してくれる吉田スーツ。今回は1930年代を彷彿させるダブルブレストのリネンスーツ! その名は「パーム スプリングス」。もちろんパターンオーダーなので他の生地も選べる。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

吉田スーツのパーム スプリングス


吉田スーツ製パーム スプリングス
吉田スーツが提案する1930年代調「パーム スプリングス」。パーム スプリングス スーツ 6万9300円(税込み)~、シャツ 1万395円(税込み)、ネクタイ 参考商品。
ついに作りましたね、吉田スーツさん! その名も「パーム スプリングス」。

この名を聞いて、ワクワクする人はゴルフ好きかもしれない。そう、ここはアメリカを代表するリゾート地なんですね。場所はロスからほぼ真東に165キロ離れたところにあります。

ゴルフだけでなく、昔からハリウッドスターとゆかりのあるところで、マリリン・モンローやプレスリーもこの地を愛してたそうですね。

他にアメリカだったらフロリダのパームビーチや、近くのメキシコのアカプルコも有名な国際リゾート地です。


ボクなんかはゴルフしないから、パーム スプリングスと聞くと、すぐにトロイ・ドナヒューくんが歌った「恋のパームスプリング」を思い出してしまう。

余談ですが、彼は「サーフサイド6」に出演していて日本でも人気があったらしく、1960年代初めにテレビ放送されていたようですね。

覚えてる方も多いと思いますが、たしか20年ほど前、お酒のコマーシャルで映像と音楽が流れていました。「サーフサイド6」と「サンセット77」「ハワイアンアイ」の3本も!

なぜか夜中にこの3本を連夜(あるいは1週間に1本だったか)で放送していました。司会はきんきんケロンパでお馴染みの愛川欽也さんでした。いまも録画したテープがあります(笑)。

吉田スーツ製パーム スプリングス
背中の両肩脇にはプリーツをたたんでいる。この仕様も当時のジャケットなどに見られるもの。
さて、吉田スーツの「パーム スプリングス」の話に戻りますね。この写真のスーツは白のリネン(昔はリンネルといいました)製ですが、白色に抵抗のある人は、他色の生地も用意されているのでご安心を。

シルエットは1930年代調(サーティーズスタイル)のダブルブレストのスーツで、しかも背中の両肩脇にはプリーツをたたんでいる。

いわゆるバイスイング・ジャケットに見られる仕様で、'30年代半ばに流行したもの。しっかりポイントをおさえていますね、さすがです。

それにしてもこのピークド・ラペルの剣先の尖り具合、シャープでいいじゃないですか~。両脇ポケットがオープンパッチなのも好きですねー。


パーム スプリングス スーツ 6万9300円(税込み)~
シャツ 1万395円(税込み)
ネクタイ 参考商品


商品のお問い合わせ先は、
吉田スーツ
http://www.yoshida-suit.com/
〒186-0011
東京都国分寺市本多2-1-1
TEL&FAX 042-323-8383

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